- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860634667
感想・レビュー・書評
-
モテる会社の条件とは?
お客さんとのコミュニケーションを重視する、
欠点や短所も正直に話せて誠実である、
どこかしら愛嬌やユーモアがある、
など10カ条(プラス1)を挙げている。
会社でなくて、
人間に当てはめてみても魅力的だよなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
熊本市に店舗を構える長崎書店が目指すのは「雑誌のような書店」(P122)。ザッポスのCEOトニー・シェイの言葉「お客さんは『何をしてくれたか』は覚えていないかもしれない。でも『どんな気持ちにさせてくれたか』は決して忘れない」(P170)。愛にあふれる会社はモテるということが分かります。
-
これまた読みやすく良書。
従業員・顧客から愛される「モテ会社」はどんな心持ちをすればよいか、
今の自分の会社がどれほど間違った道をいっているかよくわかる。
モテることに成功した岡山の介護施設「Maco」や熊本の「長崎書店」を例にあげて紐解いていく。
【ココメモポイント】
・従業員の満足感を上げ、イキイキと働いてもらうことが、実は最もお客さんの満足度をあげる近道
・モテる会社の秘訣は3つの「ワン」をつくる
ファースト・ワン
ナンバー・ワン
オンリー・ワン
・経営者は常に「志」や「理念」に向かって情熱を持って頑張っている姿を、社内外でも見せ続けなければいけません
・従業員が自分の最大の能力を発揮できる環境を作るには、どうすればよいか
・お客さんは「何をしてくれたか」は覚えていないかもしれない。でも「どんな気持ちにさせてくれたか」は決して忘れない」
(アメリカの靴販売「ザッポス」CEO トニー・シェイ) -
会社の魅力だったり、こういう会社にしたいとか
の思いがつまってます! -
モテる会社を紹介しながら大事なことが
よくわかる本 -
本の題名は少し茶目っ気があるが真面目な本である(この愛嬌さを盛り込むことも著者掲げるモテる会社の10ヵ条に則ったものか)。
まず初めにこの10ヵ条プラス1の中身を説明された段階ではあまりしっくりこず、共感できたのは第3条までくらいで、第4条については「いきなり社会貢献ってのは…」と思い、後の残りについてはありきたりのことじゃないかと思わされたけれども、第二幕の実例編、第三幕の実践編にて実在の企業の話を持ちだされ、一挙にこの10ヵ条がどれも必要なものだと感じさせられる。
取り上げられている企業は他のところでも取り上げられていたり、この本で初めて知る企業ばかりではないけれども、著者が挙げるモテる会社の10ヵ条にどう当てはまっているのかがまとまっており、改めてあの会社の戦略はこういうことか、と納得させられる。
第三幕の「正直で誠実な会社はモテる」の項を読み、これからは初めて行う仕事は「やったことはありませんが絶対やります」と正直に言うことで自分の幅を広げていきたいと思わされた。 -
この本は中小企業診断士として目から鱗の連続です。先ず何より、新鮮な視点に感動しました。皆さんは異性にモテたくありませんか?そりゃモテたいですよね。ではモテ方をお教えします「背を高くしてください・学歴を高くしてください・収入を高くしてください」はいどうぞ!できませんよね。経営支援も同じ「優秀な人材を集めて・ダントツの商品やサービスを提供して・潤沢な資金を用意して」そんな当たり前のことを助言しても仕方がない。でもモテるをキーワードに考えると見えてくるものがある。「何となく感じが良い・何となく安心できそう・何となく頼りがいがありそう」そんなモテる人っていますよね。コンパなんかで気がつけば何となく気を惹くモテる人。これを会社に当てはめると『モテる会社の10カ条プラス1』がズバリそう!具体例や納得の事例が満載です。社長が『モテる会社』づくりを目指されるならご支援します。例えば『1.従業員やその家族を大切にしている』これは『感謝と承認』を伝える仕組みづくりを『モチベーション』のノウハウを使って。『2.お客さんとコミニュケーションを重視する』これは『尋ねる・頼む・求める』仕組みづくりを『コミニュケーション』のノウハウを使って。ノウハウは成果が確実に上がるサムライコンサル塾からの提供です。川上徹也さんの『モテる会社』をテキストにプロリーマン養成塾がお手伝いをさせて頂きます!
-
「モテたい」という承認欲求はマズローの欲求5段階説によれば「自己実現」の欲求に次いで高いステージの欲求にあたる
「モテる会社」を目指すために「モテる会社の10カ条プラス1」としてまとめてあります。
実践できるフレームワーク。簡単に読める。
当たり前に思わず、実践できるかどうかが鍵~ -
神田昌典氏が帯コメントを書いていらっしゃったので、つい惹かれてしまいました。
「モテる会社の10カ条+1」そのものは、さほど珍しいものではありません。
ある程度のビジネス書を読んでいる方にとっては、これまでにどこかで目にしたことが書かれているはずです。
本書の強みは、「事例掲載」に尽きると思います。
中小企業を取り上げて、実際に10カ条+1にどう当てはまっているかを考察している事例集は、理解度を高めてくれました。
そして、著者の川上氏が最後に伝えている「決意と覚悟」の重要性。
結局のところ、良いとされるシステムがあっても、それを使う人の側の問題なんだなと改めて痛感しました。