スティーブ・ジョブズだったら、こうするね ~カリスマリーダーの問題解決力~

著者 :
  • あさ出版
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860634711

作品紹介・あらすじ

聴衆を圧倒するプレゼン力、揺るぎない決断力、「ノー」と言わせない交渉術、心をつかむ口説き文句。壁をブチ破る「天才」の発想と勇気。iPod、iPhone、iPadを生んだ仕事の動かし方、交渉のヒント。

感想・レビュー・書評

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  • 「スティーブ・ジョブズ」の言葉や思考、行動等から業務に役立つヒントがあればと思い「桑原晃弥」の著書『スティーブ・ジョブズだったら、こうするね ~カリスマリーダーの問題解決力~』を読みました。

    「桑原晃弥」の著書は、約2年前に読んだ『スティーブ・ジョブズ 神の遺言』以来ですね。

    -----story-------------
    仕事や人生には、常に「問題」が立ちはだかる。

    面倒な上司(部下)との人間関係
    圧倒的に不利な立場での交渉
    なかなか成果が出ない努力……

    どうしても動かせない「問題」を前にすると、 私たちはつい、あきらめてしまいそうになる。
    しかし、“壁"が目の前に現れたとき、果敢に立ち向かい、ときに強引に 、ときに驚くべき発想で乗り越えてきた人物がいる。
    アップル社CEO「スティーブ・ジョブズ」―。

    名機マッキントッシュを世に送り出し、iPodやiPhone、iPadなどの画期的な商品で、従来の概念をことごとく覆してきた彼は、どのようにして「問題」を解決してきたのだろうか……

    揺るぎない決断力
    聴衆を圧倒するプレゼン力
    「NO」と言わせない交渉術
    そして、相手の心をつかむ、口説き文句

    壁の前に立ちすくむわたしたちに必要なのは、彼の「武器」だ。
    45のテーマ設定で “ジョブズ思考"が理解できる1冊。
    -----------------------

    「スティーブ・ジョブズ」の思考や言動を辿りながら、問題に直面した際の対応について「スティーブ・ジョブズ」だったら、こう判断しただろう… という展開で45のテーマについて語られた作品です。

     ■はじめに
     ■スティーブ・ジョブズの軌跡
     ■CHAPTER1 仕事で「ひとつ上」を目指したい
     ■CHAPTER2 「足りない」中で最高の仕事をしたい
     ■CHAPTER3 能力と性格の限界を超えるには?
     ■CHAPTER4 リーダーとしての強さを身につけたい
     ■CHAPTER5 不運・失敗をプラスの転機にするには?
     ■CHAPTER6 ライバルに圧倒的に勝つために
     ■CHAPTER7 人生を実りあるものにしたい


    一般の人が「スティーブ・ジョブズ」のような行動をとることは難しいでしょうが、、、

    夢やビジョンを持つことや、情熱を持って行動するってことはリーダーとして不可欠なことなんだなぁ… と感じましたね。


    特に印象に残ったのは、

    「わかるよ。まあやってくれ」
    「●●が頼りだ。やればできる。さあ仕事に戻れ」

    という言葉… 苦しい状況は理解し承認しつつ、部下のノーは受け取らない… 結果を出し続けるためにリーダーとして必要な態度なんだと思います。


    「スティーブ・ジョブズ」だからこそできたことも多いのですが、、、

    少しは業務に役立つパーツもありましたね。

  • 図書館

  • 常に革新が求められるような仕事をする人には聖書になるかもしれない。一方、革新的なマインドが邪魔になるような仕事もあって、そういう仕事をしている人にとってジョブズの行き方は少々厄介なものかもしれない。

    「ジョブズは成功したからいい。が、異端な人間が自分を正当化するための有害図書」と言われてしまえばぐうの音もでない。
    これはまさに、異端者が自己を正当化する本であるのだ。

    すごいリーダーというのは結局、もともと嫌なやつで、傲慢で、人を見下し、でも内側はすごく繊細、というまさに厄介者が、様々なアップダウンを経験することでようやく生まれるのだと思う。

    自分の中の異端性に気づき、可能性を感じている。でも皆馬鹿すぎてお話にならない。
    そんなちょっとアレな人には、勇気を与えてくれるのではないだろうか。

  • 【配置場所】特集コーナー【請求記号】335.13||K【資料ID】91112234

  • 革新的で情熱的。何かを成し遂げる、世界を変える人は、こうなんだろうと感服した。

  • リーダーの問題解決力とは?

    →答えのない問いに右往左往しない
    集中するということは、集中するものを選ぶことではなく、他のいいものを捨てるということ
    何のためにが分からないと、人は意欲を失う

  •  スティーブ・ジョブズというカリスマを見本にして、ビジネスにおけるさまざまな悩みを解決しようという趣旨の本です。具体的な悩みを45個抽出し、その問いにスティーブ・ジョブズが具体的に行った行動を記述し、最後に一言でまとめてヒントとして提示するという形式になっています。
     例えば、『連日残業しているのに利益が上がらない』、『熱く語っているのに周囲の目が冷ややかだ』、『むなしい仕事も未来の幸福につながるのか?』など、会社に属して仕事をしている人ならば誰にでも当てはまるような悩みを紹介しています。プレゼンやイノベーションなどの技術に焦点を当てた本もいろいろ出版されていますが、この本では仕事に対する姿勢や、上司・部下、取引先などのビジネスにおける人との付き合い方をメインにしています。
     スティーブ・ジョブズに関する本を最近よく読むようになりましたが、読むほどに思うのはこの人がとてもかっこいい人だなということです。仕事に関する情熱や、生み出してきた素晴らしい商品、生き方。本当に早くに亡くなってしまったことが惜しまれます。

  • 誰にでも起きそうな問題に対して、スティーズ・ジョブズならこうするね!という形で、問題を解決していきます。

    例えば、「レベルが低すぎる部下は切るべきか、鍛え直すべきか?」という問題に対して、・・・・「人材のクオリティを高く保つこと、それが自分の仕事のひとつだといつも考えてきた。Aクラスのプレイヤーしかいらないという目標を組織にしっかり植えつけるのだ。」・・・

    本を読んでいくうちに、ジョブズの武器がなんであるかわかり、どんどんジョブズさんを尊敬するようになっていきました。

    普通にスティーズ・ジョブズが紹介されるのではなく、問題の解決形式だったので飽きずに読むことができました。

    アップルの強さを知りたい方にお勧めします。

  • 執念は第一の成功要因。
    新発想は、足にからみつく過去を断ち切るところにある。
    トップを狙えば早く成長する。
    切り捨てて集中することが大事。いかにたくさんの優れたアイデアを切り捨てるか。
    弱みを克服するのではなく、強みに集中する。強みによって成果を上げる。
    予定は、「本当にやりたいこと」で埋める。
    毎朝鏡に向かって、今日の予定は本当にやりたいことか、これは本当に正しいことか、問いかける。

  • ジョブズ本でありながら、単にジョブズ伝説を愛でる本でない点は良いと思います。

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著者プロフィール

1956 年、広島県生まれ。経済・経営ジャーナリスト。/慶應義塾大学卒。業界紙記者などを経てフリージャーナリストとして独立。/トヨタ式の普及で有名な若松義人氏の会社の顧問として、トヨタ式の実践現場や、大野耐一氏直系のトヨタマンを幅広く取材、トヨタ式の書籍やテキストなどの制作を主導した。/一方でスティーブ・ジョブズやジェフ・ベゾスなどのIT企業の創業者や、本田宗一郎、松下幸之助など成功した起業家の研究をライフワークとし、人材育成から成功法まで鋭い発信を続けている。

「2020年 『渋沢栄一・野村克也 各4冊ラックセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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