部下の力を引き出す 10人までの人使い

著者 :
  • あさ出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860635213

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  • ■まず、リーダーは自分で動いて成果を出すことは求められていません。
    リーダーとは、能力がある人が抜擢されますが、その能力を使うことが求められているのではなく、同じ能力の部下を育てることが求められているのです。

    ・リーダーとは、「経営者の思いを、部下を使って実現する人」と定義

    ・「自分が一番頑張る」人はリーダーに向いていない


    ■そのため、仕事のわからない部下には指示・指導し、仕事がわかってきた部下には、自分で考え、行動できるように質問することも必要なのです。

    ・考える習慣をつけさせる・・・部下が「これ、値引きしてもいいですか?」
    と聞いてきたとします。・・・そこで「よし、それでオーケー」と答えたのでは、
    リーダーとして失格です。答えを出すのではなく、「君はどう思う?」と聞き返すのがポイント

    ・マッキンゼー&カンパニーの管理者は、人の管理に勤務時間の約15%を割くといいます。ことあるごとに部下と話し合い、面談し、評価と指導を繰り返す

  • 著者は人事コンサルタント、社会保険労務士、中小企業診断士。管理者教育等の企業内教育のほか、若い人たちの夢実現の支援にも情熱を注いでいる。

    著書に「企業風土改革マニュアル」「経営者のための成果主義改革の正しい進め方」等多数。

    「部下をどう使ったらいいのか?」
    「部下にもっとやる気を出させるにはどうすればよいのか?」
    「管理者としての自分のあり方はこれでよいのか?」
    何年もリーダーを務めている人でさえそう考えており、初めて管理者になったり、数名で会社を立ち上げて社長に
    なったりした人であれば人使いで悩むのは当然ともいえる。

    本書は、基本的に企業内で「10人以下の部下を抱える管理職」を対象に記されている。

    構成は以下の5章から成る。
    ①リーダーの役割とは何か
    ②リーダーの仕事はこう進める
    ③部下をやる気にさせる方法
    ④10人以下の部下を持つリーダーの心構え
    ⑤FFS理論で最強のチームをつくる

    100人であろうが10人であろうが5人であろうが根本的にリーダーとして求められる管理すべき項目については共通する点は多い。

    本書はその項目を10人までに若干限定して分解して明瞭に説明されている。

    知識やフレームワーク的な話も出てくるもののしっかりと気持ちや心・やる気と言った要素も取り入れており、納得性も高かった。

    春のこの季節。
    色々な変化に本書を活用していこうと思う。

  • 部下を抱えるようになって初めて読んだリーダー論の本。初めて読む分には基本的なことが書かれていて良いと思う。タイトルと内容があっている。

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