日本脱出 この国はあなたの資産を守ってくれない

著者 :
  • あさ出版
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860635268

感想・レビュー・書評

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  • ①株以外の稼ぎ方は?
    ・日本というひとつの籠の中にいてはいけない
    ・国境を越えて仕事をする
    ・米ドル、スイスフラン、シンガポールドル、オーストラリアドルが安全
    ・空売り戦略を練習しておく
    ・不動産投資
    ・マレーシア移住
    ・フリーランサー
    ・固定費を下げた生活
    ・オフショア
    ・田舎暮らし
    ・会計を学ぶ前に税金を学べ
    ・税金を学ぶと成果が出やすい、お金が残りやすい

    ②気づき
    ・真実は事が起こってから初めて明かされる
    ・リーマンショックも前兆はあったが、ほとんどの人には見えない
    ・温泉やスポーツ施設利用も一定の条件を満たせば、医療費控除の対象になる
    ・現在の40-50代の老後に、制度改革で極貧になる人も
    ・労働市場もボーダーレス、しかし、賃金は上がらない
    ・首都直下型地震で物流網が寸断され、飢餓が起こる

  • 発想の転換 枠に囚われるな 現実をみろ 出来ることを為せ という事なのだな。

  • 沈みゆく日本と共倒れになるか、この日本を飛び出して生き延びるか―。僕もこういう本はずいぶんと読んでまいりましたけれど、あまり露骨にこういうことを口にしてはならないと知ったのはつい最近の話でした。

    こういった投資関係の本を読むのは、ずいぶん久しぶりのことになります。『マネー教育』に関する是非の声は賛否両論いろいろあったりしますが、個人的には積極推進派です。理由は単純明快、それが本当に面白いから、です。

    本題からずれたので話を戻しますけれど、本書は日本破綻、「その日」がきたときに、安全に逃げのびるか、破綻に巻き込まれ路頭に迷うか。自分自身の資産をうまく守り、沈み行く国家と心中するのか?もしくは自分の力で生き残っていくのか?という話をするものでございます。

    自分も何年か前に、こういう話を身内や自分の周辺の人間に『何でそんなに危機感がないんだ!!』くらいの絶叫をして相手にされない、もしくは狂人扱いをされた経緯がありますので、こういった話は文章でつづる以外のときを除いて周囲の人間には一切口を閉ざしている、というのが最近の実情でございます。

    3・11を経て増税路線と国債の発行を突き進むわが国日本。そこで自分の資産をいかに増やし、守っていくのかがアドバイスとして書かれていて、そういったことに興味のある方には面白い内容かと思われます。ただ、ここに書かれていることを鵜呑みにして、そのまま実行して外国で失敗しても『自己責任』の一言で片付けられてしまいますので、ある程度の資産をお持ちの方はもう10年前からそんなことは考えて、もしくは実行しているのかもしれませんが、この国が沈んでいくのに対して付き合って自分も沈んでいくのか?もしくは自分の頭で考えて生き残っていくのか?読み終えたあとにそんなことを考えておりました。

  • マネー! お金のことばかり書いている本です。思考も行動もお金を中心にしています。最初は、経済、天災のリスクでこれでもかというぐらい不安をあおり立てます。このあおり方は、文章表現の方法として参考になりました。中盤は、資産の活用方法を紹介しています。読んだ本は、第7刷だったのでこんな本でもかなり売れたのかなと思いました。誤字脱字はありませんでした。やや分かりにくい表現として、187頁、×自分一人が儲かればいいようなビジネス ○自分だけが儲かればよいというビジネス

  • 100万以上の銀行送金は使途を尋ねられる
    持ち出しは申告が必要
    ハンドキャリー オフショア スイス、香港、シンガポール
    個人も外貨準備 ドル、スイスフラン、シンガポールドル、オーストラリア・ドル
    海外のトリプルAの金融機関 HSBCプレミア口座
    現物資産は金、都心の不動産 金 商品先物会社や商社から買う
    永住権をお金で買う オーストラリア、シンガポール、ニュージーランドはすでに高い
    マレーシアのジョホーバル シンガポールに近い
    複数の収入をもつ
    持たない生活
    固定費削減

  • 若手起業家の方に、勧められた一冊!数字やデータが少なく、数字が苦手な僕でも読みやすい内容でした。これからの激動の未来に備えていく必要性を感じました。

  • 私にとっては☆10個つけても足りないくらい、たくさんの気づきを得ることができた。これだけフィーリングが合う著者に巡り会えたことに素直に感謝。今後10年は私にとってのバイブルとなる一冊になるだろう。著者とは生まれた年も同じなので、親近感もあるというか、スケールの違いはあれど、立っているステージが同じというところが、本書の内容にしっくりくる要因の一つなのだろう。著者自身が明記している通りデータを多用せず、内容はロジックを基本に組み立てられている。つまり、数学のような一つの明確な答えに導かれているわけではないので、そこに期待して読んでも的外れとなるだろう。今の時代の思考を強化、整理するには最高の一冊。早速妻にも一読を薦めよう。私自身これから著者自身の作品と、著者がお薦めする作品を読み漁ることになるだろう。購入。

  • ◎会計を学ぶ前に税金を学べ。
    【P211】
    税金を学ぶと、手元に残るお金の額が全く異なる。
    【P219】
    税金に関する知識を持たなければ、国家にいいようにむしり取られてしまうだけ。

    ◎「他人はコントロール出来ない存在である」ということを認め、「自分が出すべき価値にフォーカスする」こと。
    【P226】
    自己研鑚やビジネスに集中している人には、他人の不平不満をいうヒマはない。
    【P228】
    「◯◯が悪い」という問題点の指摘ではなく、「◯◯すればよい」という問題解決型の思考をせよ。
    成熟した大人とは、他人の不完全さを認め、受け入れ、寛容になることである。

  • 今、流行の「日本国ピンチ」の類いの本です。

    内容は知ってる人からすれば、実に薄い内容。

    テーマとしては、ザックリ下の3つ。

    ・昨今の日本、世界経済全般
    ・今後の日本経済(資産を守る術)オフショア、海外不動産投資
    ・サラリーマンとノマド的生き方(フリーランス的生き方)の今後の展望

    読破に1時間とてかからない。

  • 海外で子育てする事を一週間前思いたったから、タイムリーな本でした。
    深い所まで書いてる本じゃないけど、これ調べて見ようって事がいくつもあったから、そういう意味で良かったです。

    場所に捉われない生き方。


    英語の必要性。ジムに通おうかと思ってたけど、やっぱり英語だなぁ。

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著者プロフィール

1971年岡山県生まれ。米国公認会計士。お金の専門家。
中央大学経済学部卒業後、会計事務所、コンビニエンスストアチェーンを経て、世界的な戦略系経営コンサルティングファームであるアーサー・D・リトルで経営コンサルタントとして活躍。IT・情報通信・流通業などの経営戦略立案および企業変革プロジェクトに従事。本業のかたわら不動産投資を開始、独立後に株式会社プレミアム・インベストメント&パートナーズ、株式会社エデュビジョンを設立し、不動産投資コンサルティング事業、ビジネスマッチング事業、教育事業などを手掛ける。現在は起業家、個人投資家、ビジネス
書作家、講演家として活動している。
ベストセラーとなった『33歳で資産3億円をつくった私の方法』(三笠書房)をはじめ、『決定版 年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人』(Gakken)、『「いい人」をやめれば人生はうまくいく」(日本実業出版社)、『お金の才能』(小社)など著書は多数ある。

「2023年 『お金の壁の乗り越え方 50歳から人生を大逆転させる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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