東池袋大勝軒 心の味

著者 :
  • あさ出版
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本棚登録 : 13
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860635374

作品紹介・あらすじ

豚ガラ、鶏ガラ、人柄-。ラーメンは人を映す鏡。「心の味」がここにある。

感想・レビュー・書評

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  • 我が敬愛するつけ麺の始祖山岸一雄著【送料無料】東池袋大勝軒心の味 [ 山岸一雄 ]読了。山岸さんのらーめん人生が優しく且つ誠実に語られている珠玉の一冊だと思うのであります。山岸さんのらーめんに対する真摯な姿勢が改めて心に沁みてきます。

    6章構成の本書は、山岸さんのらーめんとの出会い。つけ麺の考案と東池袋大勝軒開業までの若き日々の思い出。そして突然襲ってきた病魔との闘いと最愛の奥さんとの突然の別れ。そんな数々の試練の中で、お客さんに支えられての復活の日々。正に波乱万丈のラーメン人生が赤裸々に語られていく。

    らーめんと言えば、各店それぞれ工夫を凝らしたレシピはそのお店の企業秘密であって、弟子にでも明かさないというお店も多い中、山岸さんはそのレシピを何と雑誌のDancyuで公開してしまう。更に教えを請われれば躊躇なく美味しいらーめんの作り方を教えたり、アドバイスを惜しまなかったのだという。らーめんは例え有名店のレシピ通りに作ったとしても、その時使う材料や作り手の違いによって決して同じ味は出来ないのだという。結局の所は自分で勉強して工夫を重ねていかないと決して繁盛店にはならないという訳だ。

    お客さんへの感謝の気持ちを忘れず、いつ何時でも決して手を抜かない真剣ならーめんとの対峙。これがすべてという事なんでしょうか。奥さんを亡くされてからやむに已まれずにお弟子さん達をとるようになられた後も、来るものは拒まず、誰にでも自分のらーめんを教え込む。そして、卒業していったお弟子さん達が山岸さんの味をベースに自分の味を作り上げて繁盛店が全国に続々と広がっていく。こんな素晴らしいラーメンストーリーの真髄を味わえた一冊なのでありました。

    【Dance1988の日記】
    http://d.hatena.ne.jp/Dance1988/20120803

  • ラーメン界の重鎮、東池袋「大勝軒」のマスター山岸一雄氏の自伝。
    大勝軒ができてから、これまでの人気にあった経緯が書かれている。山岸氏がいかにラーメンとお客さんを愛しているかがよくわかる一冊だ。

    僕自身はラーメンがとても好きなのだけど、なぜか大勝軒には縁がなく1度も食べたことがない。まずは食べに行かなければ。

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