新幹線お掃除の天使たち 「世界一の現場力」はどう生まれたか?

著者 : 遠藤功
  • あさ出版 (2012年8月28日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860635473

作品紹介

なぜ、新幹線はあれだけの乗客が利用しているのにいつもきれいなのか。その秘密は“7分間の奇跡”にあった。“世界一の現場力”が明らかになります。

新幹線お掃除の天使たち 「世界一の現場力」はどう生まれたか?の感想・レビュー・書評

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  • 【図書館】第1部は現場の方が仕事で起こったお話。第2部は今のテッセイにするまでの道のり。会社の日や外出するときに持ち歩いてたんですが涙がでてしまって外ではなかなか読み進めることができませんでした。特に東日本大震災で長い間清掃できなかった新幹線のおトイレの掃除のお話が1番印象に残りました。

  • 二冊の中身のある本。初めは現場の人達の実体験、後半は管理側と現場の人のよりよく働く合意形成のプロセスなのだけれど、凄い組織だと実感。私もこのような仕組みづくりに関わるために、全ての職場関連の皆様と取り組んでいきたい。

  •  新幹線の掃除を業務とするJR東日本のグループ会社「鉄道整備株式会社」。東北・上越新幹線などの新幹線の清掃作業、東京・上野駅の新幹線駅構内を清掃するのが主な業務である。このいわばただのお掃除会社を、世界から注目を集めるサービスの会社、新幹線劇場とまで呼ばれる素晴らしいサービスの会社になっていったのかを取材してできた本である。

     新幹線の停車時間は約12分。そのなかで5分は乗客の降車と乗車に割かれるので、実質清掃に当たれるのは7分間。そのなかで驚くほどスピーディーに綺麗に清掃した上、清掃前後の挨拶のマナー、困っている乗客への対応など、清掃会社の枠を越えて活躍する姿は国内外を問わず絶賛されている。そのサービスを作り上げた「テッセイ」の内部に迫る本である。
     「テッセイ」と親しまれるこの会社には、「エンジェル・リポート」と呼ばれるお互いに同僚の良さを報告するシステムがある。同僚に認められ、誉められることで、清掃員のやる気が上がり、サービスも向上する。
     それらのリポートも、紹介されている。心を打つ話が多数あった。一人一人のやる気を引き出す、それらは同僚や、乗客などから認められるということが一番大切なのかなと感じた。

  • アマゾンオーナーズライブラリーを初めて利用し読ませていただいた本。

    掃除のおじちゃんおばちゃんが、周囲が敬意を抱くくらい「キラキラ輝いて」仕事に取り組む。そんな職場の仕組みが書かれている。

    働くからには、夢を持って働かないとねって、思った。日本の職場も夢を持って働ける場所になって欲しい。

  • 掃除のおばちゃんたちの仕事に対する思いがかかれた作品。
    どんなに汚れていようとも必ず綺麗にしようと意気込みと、体験談が多く書かれているので、自分も頑張ろうという気にさせてくれます☆

  • 読書会でお世話になっている方からお借りした一冊。

    東京駅で新幹線に乗ろうとすると、わずか数分で車内清掃をされる集団がいます。
    ゴミ拾いだけではなく、ヘッドカバーの変更や椅子の向きの整理、トイレ掃除まで全てを。

    今まではその早業位しか気にしたことはなかったのですが、、
    なんでも、外国から視察が来るほどのホスピタリティを誇ってるとのこと。

    単に掃除をするだけでなく、出立の時はお辞儀で送り、入線の時もお辞儀で迎えて、
    新幹線を運行する現場サービスに関わる全てを、我が事とされているようです。

    これは「技術サービスを提供する」との想いが、あるからなのでしょう。

    言われてみれば、折々でそんなこまやかなサービスをいただいていたような、、
    うーん、まだまだ気付かないこと知らないことって、多いなぁ。。

    そんな方々が、東日本大震災の時に掲げたのが、こちらのフレーズ。

     「がんばれ、でもなく。がんばろう、でもなく。がんばるぞ! 日本。」

    他人事でなく、我が事の一つとしての想いがあるからこそ、と感じます。

  • 「がんばるぞ!日本」この本の題材となっている新幹線の清掃を行っている会社が東日本大震災の時に掲げたスローガン。「がんばろう!」ではなく「がんばれ!」でもない。「がんばる!」
    この本のようなテーマはよくある話だな、と思いながら読んでいたのだが、今さらながら気づかされた。「ありふれた話し」と読み流すのは簡単だが、それを実行するのは、当たり前だが、とてもしんどい。本を読むことで、何かがわかったつもりでいるのは、その事を他人事としてとらえているからだ。第三者の立場から見ているからだ。
    「がんばれ!」や「がんばろう!」ではない。「がんばる!」という当事者意識と行動がなければ、どんな現状も変わらない。

  • ニュースなどで一時よく聞いたテッセイ。興味があったので、読みました。もうちょっと深いところまで知りたかったなと思います。同じようなディズニーのキャストの話があったような…という感じでした。

  • エール! (3) (実業之日本社文庫)に収録されている
    伊坂幸太郎「彗星さんたち」を読んで興味を持った。

    それまでもテレビなどで見て話題になっているということは知っていた。

    たかが掃除、されど掃除。
    礼に始まり礼に終わって、与えられた7分間で最大限に出来ることをやる。
    自分の持ち場が早めに終わったら仲間のところへ駆けつけて
    チームとして兎に角新幹線を綺麗にして送り出すというところが重要視されている。
    表紙にも現場力という言葉があるが、現場の声を大事にしているところが
    そうしたチームワークに繋がるのだろうと思う。

    初めてすぐに順風満帆にここまで来たのではなく
    たかが掃除、という人もいて軋轢を生みつつも
    理解してくれる人が徐々に増えて仲間が出来て、
    お客さんの方でもわかって見てくれている人が出てきて
    だからこそ今につながっているのだなと思った。

  • 遠藤先生が主張する「現場力」なのですね。
    現場の人間として、組織を底辺からどう変えていくのか、参考にしたいとおもいます。

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