あなたは間違っている “常識"を疑うための哲学講義

著者 :
  • あさ出版
1.80
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (4)
  • (4)
本棚登録 : 41
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860635572

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • "本書で得ることは、表紙に記載されているコメントだけで十分。常識を疑うことも時には必要だということ。
    中身は一貫性もなく、表面的な事象を説明しているのみで深みがないように感じた。あくまでも私の感想。表題から手に取った時の期待とのギャップが大きかった。"

  • 最近読んでいないジャンルの本を読んでみよう!と手に取りました。

    世間で「常識」と呼ばれている共通認識。
    この世に無数に存在する常識は、本当に正しいものなのか?
    みんなが正しいと信じているだけで、それが真実であるとは限らない。
    いくつかの常識を取り上げ、反論することによって、考え続けることを思い出させてくれる一冊。

    ひとつのテーマについて4頁ずつ、著者が常識に着いて反論してみせます。
    ・時間は流れているか?
    ・クレームはすぐに解決すべきか?
    ・「助け合う」のは当然か?
    ・信じる者は救われるか?
    その他37のテーマについて語られます。

    もっとそれぞれのテーマについて深く論じてくれていると思っていたので、正直あっさりしすぎていて読み応えがなかったです。
    また、話題にしているテーマに当座の反論を試みているだけなので、著者の他の反論を読むと「え、さっき言ってたことと矛盾してない?」と感じる部分が多数。
    せっかく哲学を謳っているのだから、もっと少ないテーマ数で、じっくり吟味してくれればよかったのに、残念です。

  • 常識に対するアンチテーゼを提示し,
    読者に揺さぶりをかけることによって
    意識改革を図ろうとしているのだろうけれども,
    アンチテーゼの論理展開が浅いし,強引すぎる。

    ゆえに,読了感としては,
    どうにもシックリしない。

    ただ,常識漬けになり,硬くなってしまった頭を
    ほぐすキッカケにはなるのかもしれない…。

  • 哲学は疑うことから始めて真理に到達する営み。
    人を100%理解するのは不可能だが、永遠に対話をつづけることは可能。
    人生の主役は会社ではなく、あなた自身なのだから。
    自分が勝つことを常に考えるべき。

  • 人間は常に人に迷惑をかけながら生きている存在である。あらゆる他者に責任を負っている。それを倫理という。レウ”ィナス。
    イケメンは得か。
    信じる者は救われる?

  • no surprise,no inspiration

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部教授。
京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。商社マン(伊藤忠商事)、フリーター、公務員(名古屋市役所)を経た異色の経歴。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。
全国各地で「哲学カフェ」を開催するなど、市民のための哲学を実践している。また、テレビをはじめ各種メディアにて哲学の普及にも努めている。NHK・Eテレ「世界の哲学者に人生相談」、「ロッチと子羊」では指南役を務めた。最近はビジネス向けの哲学研修も多く手がけている。専門は公共哲学。
著書も多く、ベストセラーとなった『7日間で突然頭がよくなる本』や『ジブリアニメで哲学する』、『不条理を乗り越える』、『前向きに、あきらめる』等をはじめ、これまでに100冊以上を出版している。YouTube「小川仁志の哲学チャンネル」でも発信中。

「2024年 『60歳からの哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小川仁志の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×