気まずくならない雑談力 15秒の会話が一生を変える

著者 :
  • あさ出版
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本棚登録 : 92
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860636449

感想・レビュー・書評

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  • 献本にていただく。

  • 雑談の大切さはよっく分かった。どうやって話せばいいのかが知りたいんだよー!

  • 人間関係は雑談から始まるということ。

  • 普通。普通に雑談ができる人には全く意味をなさない。

  • 雑談のコツは、くだらない話をすること。

  • 部下から慕われる上司は、仕事が出来る人でなく、コミュニケーションが上手な人。
    インタビュー後の5分は雑談の時間にして、刺さればこのあと時間ありますか、になる。
    雑談で信頼関係を作る。
    挨拶をする前に雑談をする。「はじめまして」は友達になれない挨拶。
    相手が雑談をしたくなるような隙を作る。
    雑談をすることでストレスを取り除く。
    ネタ帳を作る努力。
    15秒までの短い具体的な雑談ネタをたくさん持っておくこと
    雑談で覚えてもらう
    仕事に口出しされないために雑談を上司とたくさんしておく
    異業種交流会でも雑談。

  • 雑談時に本音が出る
    後ろの人に話しかける

  • この本は雑談力の大切さ・有効性について、中谷氏が解説された本です。中谷氏も本の中で述べているように、小中学校の授業で一番記憶に残っているのは、先生の言っていた雑談やダジャレのような気がします。少なくとも私はそうでしたし、先生の良し悪しも、それで決めていた感もあります。

    これと同様なことが、社会人になっても起きているというのが私が感じ取った、この本のポイントです。

    確かに同じ内容のことを聞いても、信頼している人やベテランの人が言った場合と、新人が言った場合には、受け止め方が異なります。その原因は様々と思われますが、その重要な一つに、説明の前後にある「雑談力」にあるのかも知れません。特に、説明をした後の質疑応答に、適度に雑談を盛り込んで話すと、良かったりするのかもしれません。

    雑談とは、長々と話すものではないというのがポイントで、気の利いた雑談ができるようになるためには、日頃の地道な努力が必要なことも理解できました。

    以下は気になったポイントです。

    ・会社で部下から慕われて「あの人についていきたい」と言われる上司は、仕事ができる人ではなく、コミュニケーションが上手な人(p5)

    ・雑談の仕方を覚えるには、先輩の雑談の仕方を覚えればよい(p26)

    ・雑談をすると、初めて会っても長年の友のようになれる、雑談をしていないと長年会っていても、毎回初めて会ったのと同じ(p29)

    ・雑談とは立場を逆転させる瞬間である(p31)

    ・雑談には、本番前の雑談と、ラストの雑談がある、ラスト5分の雑談は、未来へつながる雑談である(p32)

    ・ロスタイムを「今回プレゼンで負けた」という結果だけで終わらせて帰らないことが大切(p35)

    ・プレゼンは、論理的な話をするために接続詞でつないでいく、雑談にひあ、接続詞はいっさいない(p41)

    ・一流の企画を出せる人は、アイデア出しの時にくだらないことを平気でポンポン言える(p52)

    ・信頼が生まれるのは、雑談、プレゼン前に雑談をしておくと「この人に任せておけば大丈夫」という信頼感が生まれる(P55)

    ・値段の高いモノは雑談になりにくい、うんちく、となる。雑談のネタは、値段の安いもの(P89)

    ・世の中のイメージと真逆で、あまり知られていない情報のほうが、雑談のネタとしてはインパクトがある(P98)

    ・雑談は、どんな話をするばいいかではなく、何を見るかである。応接に掛けてある絵には意味がある(P116)

    ・ネタ帳をつくる作業をしていると、その人の雑談は圧倒的に面白くなる(P124)

    ・雑談の要素として、1)何を話すか、2)どこで話すか、3)誰と話すか、がある。社長よりも、秘書さんと雑談する方が重要である(P126)

    ・長い話でも、15秒できって、パート2も15秒できる。短ければ短いほど効果的(P132)

    ・雑談は、動いている状態の人に話しかける、または、自分が動きを止める前に話しかける(P143)

    ・ふだん雑談をしている人は、同じ発言をしてもセクハラにならない、たくさん話している中の一言として受け取られるから(P160)

    ・マニュアルは最低限の情報、雑談はそこにプラスアルファする情報(P174)

    ・売れているセールスマンは、お客様に「パンフレット見せて」と言われるまでは出さない(P178)

    ・人間は、本題は忘れても雑談は忘れない、人を覚えるときも、プレゼンやいい話で覚えるのではない。雑談で覚える(P189)

    2013年12月22日作成

  • 最後の上司との雑談の話は、以前読んだ「佐々木常夫」さんの本にも書いてありました。上司をマネジメントするために、定期的に報告をいれ、合間の雑談でプライベートの事を話しておいて心理的距離を縮めておく。そうすると、イザというときに、上司は「ああ、聞いてるよ。大丈夫」と言ってくれるんだそうです。

     まあ、中谷さんは

    ・犬は散歩してあげるのが一番いいのです。(p152)

    とかなりの辛口で書かれてますが・・・。

     自分は、上司から話してもらえてないのは、逆から見れば上司も様子見なのかもしれません。それなら、小さな事からこまめに報告しておいて、雑談のきっかけを掴むほうが、こちらとしても「ストレス」がないのかもしれません。

    字面で「雑談」と見れば、「たかが」と思ってしまいます。でもこの本を読めば、「されど雑談」。なかなか「うまく」できないモノだな~と思いました。

    雑談が楽しい人って、色んな経験を積み、しかもそれを自分なりに表現できる人。

    そりゃ、仕事もできる人だわ。

  • チェック項目9箇所。会社で部下から慕われて「あの人についていきたい」と言われる上司は、仕事ができる人ではありません、単に、コミュニケーションが上手な人です。ビジネスコミュニケーョン講座でも、雑談の仕方はなかなかありません、雑談の仕方を覚えるには、先輩の雑談の仕方を覚えればいいのです。交渉の場に美人を連れていくという技があります、美人を連れていくと、男性はいいところを見せたいと頑張ります、敵の拷問を受けても秘密を吐かないスパイも、キャバクラではしゃべります、キャバクラで話しているのは雑談です。近くで話している2人からいつヒールパスが来てもいいように、心の準備をしておきます、「自分は関係ない」と思わないことです、雑談は、突然やってくる会話のヒールパスなのです。雑談も、予定調和からはずれたところにあります、雑談は、まさに場外乱闘です、プロレスでは、場外乱闘が一番の見せ場です。挨拶をする前に雑談を始めるのは、雑談のベストタイミングなのです、挨拶は雑談のあとにします、むしろ雑談が最初の挨拶になっているのです。なれなれしくもなく、礼儀正しくもない、中間のトーンで話すことです、こたつのスイッチで言うと、「強」と「弱」の間の「中」です、こたつのスイッチの「中」というアナログ感が、雑談のトーンなのです。くだらない話題のほうが、人間は熱くなります、立派な話は、何か熱くなれないのです、雑談もくだらないレベルのほうが熱く盛り上げれるのです。雑談は、どんな話をすればいいかではなく、何を見るかです、それに目がとまったら、あとは相手が話してくれます、相手に雑談のチャンスを与えてあげるのです。コマーシャルは15秒です、あれで伝わるし、インパクトがあります。

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著者プロフィール

1959年大阪府生まれ、早稲田大学第一文学部演劇科卒業。
84年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。91年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。2008年からは自社でも、「中谷塾」ブランドの書籍を刊行している。公式サイト:http://www.an-web.com/

「2023年 『楽しそうな大人になろう。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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