社畜もフリーもイヤな僕たちが目指す第三の働き方

著者 :
  • あさ出版
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本棚登録 : 112
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860636982

作品紹介・あらすじ

「会社員」「独立・起業」の二者択一に"正解"はない。モジュール型ワーキングは、自由な職業人生デザインのための、クリエイティブで"しなやか"な解決法だ。

感想・レビュー・書評

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  • "働くことは、「自分という会社」を経営すること

    「機会」を生かすために、自分の「弱み」をどう活用するか
    「脅威」を回避するために、自分の「弱み」をどう補強するか

    "

  • ・働くということは自分という会社を経営すること
    ⇒自分なりの成功のイメージ、自分なりの幸福な職業人生のイメージを絶えず自分に問いかけて、その職業人生を経営していくという強い意識を持つこと

    【専門性追求拡張タイプ】
    現在持っている自分の専門性を追求し、その専門性を軸としてモジュールを拡張していくタイプ。
    (例)広告という専門性を軸に研究・トレンド・公演などコンサルやアドバイザーをする
    ⇒自分の専門性を明確にし、進みたい方向性を確認しながらモジュールを広げていくことが、専門性追求拡張タイプには必要なこと。

    [実践ステップ]
    ①今の仕事に邁進し、専門性を極める
    ②隣接他領域に目を配り、チャンスをうかがう
    ③あらゆるツテを辿り、興味のある領域の人と知り合う
    ④はじめられそうなモジュールを具体的に始める
    ⑤メンターを見つける


    【本業キープ拡散タイプ】
    現在持っている本業はキープしつつ、その本業とは関連のない領域に興味・関心を拡散し、新たなモジュールを形作っていくタイプ。
    ⇒拡散するモジュールは、本業のやりがいや収入を補完する役割
    ⇒好きな事を収入につなげようとするマネタイズの意識がなければいけない。

    [実践ステップ]
    ①本業はしっかりとキープする
    ②新モジュールを決める
    ③決めた分野で稼ぐ道を探す
    ④本業とのシナジーを模索する


    【憧れ中心下支えタイプ】
    自分の憧れ、夢、やりたいことを本業として成立させるために、他の仕事で収入の確保を図りつつ、その憧れにつながるモジュールを持ちながら働いていくタイプ
    ⇒(例)カフェを経営するために、週末だけカフェでバイトする

    [実践ステップ]
    ①憧れが仕事になり得るか検証する
    ②収入のためのモジュールを持つ
    ③憧れの仕事への一歩を踏み出す
    ④憧れの仕事の充実を図り、収入につなげていく


    【テーマ中心雑食タイプ】
    自分の設定するテーマにつながりそうな仕事はなんでも雑食的に取り組み、複数のモジュールをもって働いていくタイプ
    ⇒頭を使って戦略を練り、継続的な努力が必要。自分のキャリアを棚卸し、キーワードを探してテーマ設定をする。100人中1位を取れる分野を3つ作って、組み合わせていく。

    [実践ステップ]
    ①自分と対話し、テーマを見極める
    ②テーマに繋がる仕事を考える
    ③モジュールにつながる仕事を、雑食で小さくチャレンジ


    ★少ない時間に対して大きな成果が上がるものほど、自分に向いているといえる

    ★『収入の確保』×『やりがい』×『働き心地』、3つのポイントの掛け算が大切

  • 専門を伸ばすか、ベースプラス全然違うのもやるか、あこがれとベースにするか、テーマにあうなんでもありか
    何れにせよ複数持つこと

  • ・会社員×フリーカメラマン×カフェ経営
    ・フリーカメラマン×ライター×デザイナー
    (会社員をしながらカメラを腕と収入を育てていきリスクヘッジする)
    (クラウドソーシングもあるじゃん)

    ・自分自身を経営する

    ・広告代理店が広告だけでなくイベント、コンサル、アプリ、コンビニなどをする事業ポートフォリオ

  • 会社員をしながら、他の分野にも手を伸ばす横断的な生き方について学びました。

    右肩下がりの経済で、不安定な時代には複数のスキルを持っておくのが吉です。

    自分自身、会社に使われるだけではなく、独立のため自分の知見と能力を伸ばしていきたいと思いました。

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著者プロフィール

関西学院大学文学部教授。
1966年 宮崎県生まれ。
京都大学大学院文学研究科博士後期課程(東洋史学専攻)研究指導認定退学。京都大学博士(文学)。

主要論著
「尚書の銓衡の成立—漢代における「選挙」の再検討—」(『史林』78巻4号、1995年)
「前漢の文帝—その虚像と実像—」(『古代文化』第52巻8号、2000年)
『辺境出土木簡の研究』(共著、朋友書店、2003年)
『新版 中国の歴史(上)』(共著、昭和堂、2009年)
『中国古代軍事制度の総合的研究』(共著、京都大学人文科学研究所、2013年)
『多民族社会の軍事統治—出土史料が語る中国古代—』(共著、京都大学学術出版会、2018年)
など。

「2021年 『漢六朝時代の制度と文化・社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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