ほんとうの贅沢

著者 :
  • あさ出版
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本棚登録 : 125
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860637064

作品紹介・あらすじ

毎日を気ままに、誰に気兼ねなく生きるという幸せ。

感想・レビュー・書評

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  • 読書中、すごく癒しの時間だった。

    年を重ねたから頭が固くなるんじゃない。
    年のせいにしないで、柔軟にしなやかに生きていくことはできるんだ。
    嬉しい。
    年をとるのが楽しみのひとつになる。

    こんなふうに生きていたいなあ。
    私もいくつになってもちゃんと今を生きていたい。

    かっこよい90代がほんとにたくさんいらっしゃるんだろうな。
    そんな実のある女性にたくさん出会いたい。

  • 御年96歳(!)の筆者が「今日1日が最高の1日になるように、毎日を心豊かにすごすには」という視点で語るエッセイ。

    経済的にも精神的にも自立する、
    独り暮らしを気ままに楽しむ、
    他人へ依存しない、人付き合いは腹八分目でも多いくらい、
    他人と自分の幸せの定義は違って当たり前、自分の価値観を押し付けない、
    などなど。

    読んだあとは、少し心穏やかになったのと、
    また周囲に感謝しつつ毎日を丁寧に暮らそう、と思えました◎

  • 節目節目で人生の先輩の本を読みたくなるんだけど、この本は凄い。こんなに軽やかに潔く歳を重ねることに向き合えるものなのかな。ただただ感嘆した。

  • 本屋さんでたまたま手にとり、人づきあいは腹八分でも多すぎるとの文字に惹かれ購入。
    3章の「踏み込まない」「踏み込ませない」人付き合いの項目が、非常に参考になった。
    著者は女性で、女性同士の人間関係の難しさをよく知って生きてこられた方なので、著者の人付き合いの法則を心がけていきたいと思った。
    特に、噂話好きの人の輪には参加しない、噂されないように自分のことを無闇に打ち明けないというのは、人間関係のストレスを減らすのに、かなり有効だと思った。
    さらに、相づちの打ち方で、同意しないというのもやっていこうと思った。

  • 人生およそ半分くらいまで生きてみて
    だんだんと色々なことから自由になってきたような気がする。
    自分のこともだいたい把握し(身の程を知ったとも言う・・・)
    人との付き合いのちょうどいい距離や、困ったときの考え方も少しずつ身についてきた。
    ここからの後半戦、これからは一体どんな景色が見られるのか知りたくて
    この本を読んでみました。
    著者の吉沢さんは今年98歳!
    精神的にも金銭的にもしっかりと自立した一人暮らしの日々を送っていらっしゃる。
    自分の頭で考え、自分で行動すること。
    他人には必要以上に踏み込ませず依存せず、でも心を開いて付き合うこと。
    大切な事は今とそんなに変わらないような気がするのだけれど
    どんどん老いていく中で、その信条を貫いていくことは
    きっと大変な精神力が必要になっていくんだろうな。
    がんばろう。

  • 私の母より高齢の吉沢久子さんです。日々母から学ぶ事も多いのですが、自分のこれからの生き方を模索する上でも見習うべき生き方を探している最中です。
    そういう意味で吉沢久子さんの眼差しや文章には心引かれ、気づかされる事が多く有ります。

    もう誰も注意してくれない//
    私は十分にそういう年齢ですので、そういう事も含めて心に留めておく事が多く有ります。
    また母よりもご高齢なので、私のこれからとそして母のこれからの人生という事に置いても重ねて読んでいます。

    「自立」自分の頭で考え、考えた事を行動に移せる。

    と有ります。
    少しでも母の自立を後押し&援助 出来る様に。そして自分の自立もいつまでも可能な限りして行きたいと思っています。
    老いる事は誰にもやってくる事なのに、改めて誰も教えてくれない。そういう意味でも身近な先輩が歳を重ねるという事を教えてくれてる//そんな思いで読んでます。
    もっと他の本も読んでみます。

  • 母の本棚にあったので読んでみる。母に感想を聞くと「分かっている事」との回答で、分かっている事と実践できる事とは別なんだと理解する。是非実践して欲しい。そして自分も実践出来るように。

  • 話題の本ということで読みはじめました。
    97歳の作家の視線なので、いつも読む自己啓発的なものとは違った見方を知ることが出来る、97歳だからいえること、97歳だから読み手も受け入れられる本だったのではないかな。

    響いた箇所をメモしてきます

    □嫌なときに「嫌」とはっきり言うために、普段の些細なことには口出ししない。それが、自分を通すための知恵です。

    □自分と違う考えに目くじらを立てるのは意味がありませんし、意見を戦わせても実りは生まれません。むやみにぶつかるのは、人生の浪費です。
     違っても仕方ない。
     そういうつもりで生きたほうが、気持ちを乱されません。

    □自分ができないこと、やらなくていいことは、諦めてしまいましょう。
     諦めるというよりは、切り捨てるといったほうが適切かもしれません。
     自分に必要のないものを切り捨てる。言い方を変えれば、自分に必要なものを選び取るということです。
     「自分を知る」というのは古い言い回しかもしれませんが、それによって人は生きやすくなります。やるべきこと以外のところで、無用な努力や競争をしなくてもすむからです。

    □自分の手の中に、すでにあるものの価値を、もう一度確認してみてはどうでしょう。もうこれで十分。そんなふうに思える、自分らしい願いを持ちたいものだと思います。

    □「老後に大切なことは、その人の人生でもっとも確かに身につけたものを活かして、社会とのつながりを持ち続けること。『誰かの役に立っている』と思えることが、その人の生きがいになる」(著者夫:古谷網武氏)

  • 前向きに人生を考えられると、幸せであるよね

    そして、あまりひとに頼らない生き方を心掛ける
    。。。ちゃんと私の胸にも刻まなきゃいけないコトだと感じた(笑)

    今が幸せだという生き方を
    いつお迎えがきても、最高に良かった人生だったって言える生き方を
    私も出来たらなと思う

  • 全てに共感する訳では無いけれど、その分勉強になる。
    こういう歳のとり方をしたいな、と尊敬した。

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プロフィール

一九一八年、東京生まれ。文化学院卒業。生活評論家、エッセイスト。十五歳から仕事をはじめ、事務員、速記者などを経て、文芸評論家の古谷綱武氏と結婚。家庭生活の中からの見聞や、折々の暮らしの問題点、食文化などについて提案し、執筆や講演活動、ラジオ、テレビなどで活躍。姑、夫と死別したのち、六十五歳からの一人暮らしは三十年を超える。二〇一八年一月、一〇〇歳を迎えた。著書多数。

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