まんがで身につく 孫子の兵法 (Business Comic Series)
- あさ出版 (2014年11月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860637323
作品紹介・あらすじ
お米屋さんで営業として働く27歳の舞。ライバルに顧客を狙われ、社内いじめに遭うなど、不運が続く。そんな時、掃除のおばあちゃんから『孫子』を渡されるが-。「弱くても勝てる」世界中で読み継がれる最強の戦略書。
感想・レビュー・書評
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#長尾一洋
#あさ出版
非常に奥が深い。ビジネスにも活かせる戦術だが、いかに戦わずして勝つか。犠牲を出さないか。という賢い考え方が学べる。昔の人はすごい。だから本を読むべきなのだなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特に仕事で応用が効くこの有名な孫子の兵法。どういうものかをざっくり知ることが出来る本。
もっと知りたくなったら再読 or 他の本に手を出すかも。 -
言葉が難しいところもありましたが、参考になるところもありました。
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孫子の名言がストーリーに合わせて紹介されている。ちょっと名言が多くてストーリーに唐突感があるのはご愛嬌。
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20210822
中小企業でも、孫子の兵法を学べば、勝てなくても充分に生き残る戦略はある。
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孫子の兵法の入門書として。
漫画なのでサクサク読めます。この本に限らず、(特に難しい古典に関しては)漫画でまずさらってから本文を読むという方法はオススメです。
「兵とは詭道なり」の節の本書の捉え方は、拡大解釈じゃないかな?と思ったので、本文と照らし合わせてじっくり考えてみたいと思います。 -
マンガで古典をさらっと理解するのは
非常にコストパフォーマンスが良いと思う。
原書を読むのが一番良いのだが、読むだけで
理解した気になるのと、時間がかかり過ぎる。
軽く読み、軽く発信、それが自分の為になり
誰かの役に立てば、なお良いと思う。 -
孫子の『兵法』は、岩波文庫の『孫子』に収録されています。
読みやすい薄さですが、まんが版だとよりわかりやすいだろうと思い、この本を読んでみました。
日本の中小企業に勤務する女性を主人公に、兵法をベースにしたビジネスのノウハウが紹介されます。
ドラマ仕立てになっているため、話の流れを追いながら頭に入る、わかりやすい構成。
兵法をビジネスバイブルにしている人は多いですが、「2500年前の内容をそのまま使おうとしてもダメ」なのだとか。
孫氏が言いたかったことは何なのか、その心を読むことが大切とのことです。
兵法とはいえ、孫氏は戦いを奨励していません。
力を持たないものが勝つためには「戦わないこと」が重要だとして、
「百戦百勝は、善の善なるものに非ざるなり。
戦わずしてひとの兵を屈するは、善の善なるものなり。」
と言っています。
弱小には弱小なりの闘い方があり、大手のやり方を真似してはいけないとも。
一度滅んだ国は建て直すことができず、死んだ人を生き返らせることもできません。
まずは戦わず、人を死なさず、国を滅ぼさないようにするのが一番だというのが孫氏の意見です。
主体的に戦略ストーリーを描くことの大切さは、個人のキャリアデザインと共通します。武田信玄も「風林火山」として、孫氏の教えを自分のテーマとしていたことを考えると、時代を超えた力のある内容だと、改めて感じました。
この本を踏まえて、岩波文庫の方を読み返すと、頭に入りやすそうです。 -
かなり薄い内容の本。後悔とまではいかないが、そんなに兵法のことは学べない。でも漫画が面白かったので有り。