作品紹介・あらすじ
ボクが受験のカリスマ?とんでもない。試験も人生も失敗続きだったからこそ、伝えたいことがある-。気持ちがググッと前を向く熱血教師の考え方&ことば。
感想・レビュー・書評
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前半は著者の目標であった本を出すことに重きを置かれているような文章で、少々退屈に感じられましたが、後半は良かったです。10割打者を目指すから苦しくなる、6割でも充分勝ち越しているのだから良いという考え方でいけばいい、に、なるほどと思いました。学校は失敗してもいい場というのも心に残ります。失敗を許容できる、温かく見守ることができる、そういう雰囲気であれば、もっとチャレンジしていこう、という気持ちになり、可能性を広げることが出来るのではないでしょうか。
著者プロフィール
1964年奈良県生まれ。作家、NPOふくしま学びのネットワーク特任アドバイザー、NPOおきなわ学びのネットワーク理事。沖縄の芸能事務所オリジン・コーポレーション所属。西大和学園と灘校で計33年間、英語科教員として教壇に立つ。2021年に退職、現在は絵本や小説を創作しながら、努力の大切さや勉強の意義について、北海道から沖縄まで全国各地の学校や塾で講演活動を行っている。「人とのご縁を大切に」がモットー。趣味はゴルフとお笑いライブ鑑賞。著書に『東大英語リスニング』シリーズや『夢をかなえる英単語ユメタン』シリーズ(いずれもアルク)など多数。
「2022年 『あなたのちからになりたくて』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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