まんがで鍛える 脳の強化書 (Business Comic Series)

  • あさ出版
3.29
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860638016

作品紹介・あらすじ

出版社に勤務する"能見はな"は、上司に怒られてばかりのさえない編集者。あるとき、帰宅途中の駅でひとりの男性と知り合う。「私の"実験台"になりますか…?」。その瞬間、はなの人生を変える脳トレが始まった-

感想・レビュー・書評

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  • 【感想】
    脳に関する、「眉唾もの」の極意。

    まず、絶望的なくらい絵がヘタすぎる。。。
    「漫画でわかる〜」関係の本は、頼むから最低限、絵のクオリティーだけは守ってほしいものだ。。。
    内容以前の問題。

    脳に関する書籍って、根本的に信用できない。
    医学的に証明されているかも不明だし、古今東西いろんな説がありすぎるので、もし証明されているとしても「それが正しい!」とは言えないから、根拠に乏しい。
    だから、どうしても斜に構えるか道楽として読んでしまうよね。
    脳番地って何やねん。

    下記トレーニングは、脳というよりメンタルトレーニングだなぁ。
    何一つ、実践する気が湧かないけども。

    これに関しては小一時間で読了しました。


    【引用】
    脳番地というものが存在する。
    ・思考系
    ・感情系
    ・伝達系
    ・理解系
    ・運動系
    ・聴覚系
    ・視覚系
    ・記憶系


    人の脳の中で高度な情報処理をするのが大脳。
    この大脳内で、少し前にあるのが前頭葉で、思考や創造、意欲のコントロールなどを担当している。


    p34
    思考系のトレーニング「制約を持たせる」
    ・毎朝その日の目標を20文字以内で立てること
    ・身近な人の長所を3つ考える
    ・後出しじゃんけんにわざと負ける


    p53
    感情系のトレーニング
    →感情をコントロールする脳組織
    ・周りの人にその日の印象を伝える
    ・色んな挑戦を繰り返す


    p72
    伝達系のトレーニング
    →伝える為のあらゆる行為をコントロールする脳組織
    ・相手の口癖を探す
    ・見知らぬ人にぶっつけ本番でコミュニケーションを取る
    ・創作料理を作る
    ・目標を誰かに話す


    p92
    理解系のトレーニング
    →得た情報を理解する時に働く脳組織
    ・他人を観察し、表情から心理を推察する
    ・自分に似た他人をまねる
    ・言葉の断片から「言わんとすること」を推測する


    p218
    食わず嫌いせず、チャレンジする!
    新しい事やトレーニングにどんどん挑戦するだけでも活性化される!

    逆に「慣れ」は脳の成長を阻む最大の要因となる。
    脳を成長させるには、日々新しい驚きを与え続けなければいけません!

  • 8つの脳の働き、1思考 2感情 3伝達 4理解 5運動 6聴覚 7視覚 8記憶 を強化する方法が具体的に書かれていて面白い。
    脳を成長させるのは新鮮な驚き
    毎日小さくても新たな挑戦をすれば脳は成長する。
    私の年齢でも成長するのか?


  • 〖 脳を鍛える上で最も大切なことは、常に新しいトレーニングに挑戦し続けること 〗
    ・現在の自分の職業等によって、一人一人どの脳番地に枝が太いかは異なる。まずは自分がどの脳番地の枝ぶりが強いのか、弱いのかを見極めることが大切。小職であれば感情系脳番地が強く、伝達系脳番地の枝ぶりが弱いと思われる。まずは、日常で今まで気にしていないことを意識することから始める。
    ・本書は各脳番地のトレーニング方法やどういう役割を担っているかを漫画形式でイメージ的にわかりやすくしたものである。

    以下、本書より
    ◎思考系脳番地
    →脳の司令塔
    ・思考力が上がれば決断力も上がり、自分の意志を持てるようになる。意思が強ければほかの脳番地にも命令を出せる。
    ・数字によって具体的に制約をかけると脳に負荷がかかる。これにより、思考力を鍛えることが可能。
    ◆トレーニングによって得られる効果
    ・抽象的な思考ができる
    ◆トレーニング方法
    ・10分の昼寝
    ・毎朝その日の目標を20文字以内で立てる
    ・身体をリラックスさせるための入浴等
    ◎感情系能番地
    →老化が遅くて、死ぬまで成長する。
    ・思考系と繋がりが強い。
    ・挑戦することで、成功しても失敗しても感情が大きく揺さぶられる。揺さぶられる体験をしないと人は成長しない。脳を揺さぶり、負荷をかけることが強化する方法。
    ◆トレーニングによって得られる効果
    ・自分の表情が豊かになり、尚且つ相手の気持ちの変化にも敏感になる。
    ・喜怒哀楽を上手くコントロールできるようになる
    ◆トレーニング方法
    ・嫌なことがあったら、楽しかったことベスト10を思い出す
    ・周りの人にその日の印象を伝える(時間をかけずに一瞬で判断することで、察知力アップ)
    ◎伝達系脳番地
    →全ての伝える行為を司る
    ・いつも気にしてないことに注意を向けたりすることで、伝達系脳番地を刺激する。
    ・聴覚系脳番地と深い繋がり。
    ◆トレーニングすることで得られる効果
    ・自分の伝えたいことが上手く言えるようになる。
    ◆トレーニング方法
    ・キーワードを探しながら相手の話を聞く(例えば口癖等)
    ・選択肢を3つ与えて話す。3という数字を括ることで、脳が動きやすくなる。
    ・創作料理をつくる
    ◎理解系脳番地
    →五感から様々な情報を得るが、その情報を理解するときに働くのが理解系脳番地。
    ◆トレーニングすることで得られる効果
    ・学習能力が高くなる
    ・新しい発想が生まれやすくなる
    ◆トレーニング方法
    ・電車内で見かけた人の心理状態を推測(表情から心を読むことで、理解系脳番地が刺激)
    ・尊敬する人の発言や行動を真似する
    ・普段行かないコーナーに行き、タイトルを見る
    ・10年前に読んだ本をもう一度読む(10年で脳は成長している。改めて読むことで理解力深まる)
    ・帰宅した直後に俳句を作る
    ・部屋の掃除や模様替え。(空間の理解力高まる)
    ・洗濯物を干す順番を意識する。
    ◎運動系脳番地
    →最も早く成長を始める
    ・全ての脳番地を総合的に伸ばしたいなら、まずは運動系脳番地のトレーニング始めるといい。
    ◆トレーニング方法
    ・階段を一段とばしてあがってみる
    ・歌を歌いながら、料理をする。
    ◎聴覚系脳番地
    →音の情報収集を担当する。
    ◆トレーニング方法
    ・特定の音だけに耳をすませたり、音の聴き方をかえる。
    ・ラジオ聴きながら寝るなど
    ◎視覚系脳番地
    →見る、動くものをとらえる、目利きする
    ・何かを見る番地、動きを捉える番地、見たものの善し悪しを区別して目利きする番地。
    ◆トレーニング方法
    ・自分の顔をデッサンする
    ○記憶系脳番地
    →感情と深い繋がりがある
    ◆トレーニング方法
    ・過去の場面を映像で思い出せば、視覚系脳番地を刺激する。

  • ・電車内で見かけた人の心理状態を推測する。
    ・普段読まない本を読んでみる。
    ・毎日、俳句を作ってみる。
    ・数の制約を作る。例)20文字以内で一日の目標を立てる。

  • とりあえず実践したくなったものをメモ

    思考系
    一日の目標を20文字以内で

    感情系
    嫉妬ではなくあこがれで接する

    伝達系
    相手の口癖を探しながら話を聞く

    理解系
    部屋の整理整頓や模様替えをする

    運動系
    階段を一段飛ばしで下りてみる

    聴覚系
    会議中の発言を速記する

    視覚系
    街ですれ違う人の背景を推測

    記憶系
    日曜日に翌週のシミュレーション

  • 読みやすくて、分かりやすかった。主婦って毎日脳を鍛えていることばかりだと思う、新しいことに挑戦したくなりました。

  • すぐに実践できる脳の強化方法が数多く紹介されていて、興味深かった。意外と日常で脳を鍛えられる機会はたくさんあることが分かったので、本に書いてあること意外でも、ちょっと脳に負荷をかけるようなチャレンジをしていきたい。2015年に出版されているので、もしかすると最新の研究結果ではないかも知れない。

  • 脳の説明、モノの覚え方のメカニズムを漫画で分かりやすく。

  • 「周りの人にその日の印象を伝える」のも感情系脳番地の強化になる。表情や雰囲気から違和感を察知するのも感情系脳番地の働き。感情が揺さぶられる体験をしないと成長しない。感情は成長し続ける。選択肢を3つ考えながら話をするのも伝達系脳番地の強化になる。電車内で見かけた人の心理状態を推測することが理解系脳番地の強化になる。尊敬する人の発言や行動をまねることも大事。会話を聞いて話し手の背景を「推測」することで聴覚系の「人の話を理解する」番地を鍛えることになる。前日に起きたことを3つおぼえておくことが記憶系脳番地の強化になる。

  • 自分の苦手分野にこそ成長の余地。
    料理、掃除、洗濯、歌、運動、会話。

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著者プロフィール

脳内科医、医学博士。加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校」代表。昭和大学客員教授。脳科学音読法や脳番地トレーニングメソッドを開発・普及。独自開発したMRI脳画像診断法を用いて、小児から高齢者まで1万人以上の診断と治療を行う。

「2023年 『美文字脳を育てる「点つなぎ」ペン字練習帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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