- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860639709
感想・レビュー・書評
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タイトル*「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)
著者*汐街コナ
出版社*あさ出版詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
場合によっては命を落とすまで、会社に身を捧げる愚かさを、
著者が自身の経験から、わかり易い漫画形式で綴る。
手遅れになる前に、会社を去る勇気の有無が重要であることがよくわかる。
あくまでも自分を大切にすることの必要性も痛感した。
やはり、体あってこその人生。 -
前職はこのままいくと過労死するのでは?と思い、辞めたが、
この本を読んで、本当に辞めてよかったと思った。 -
ほんのちょっとだけ肩の荷が下りた。
でも、今日読んでよかったんだろうか?
***【その後の感想】***
メンタルが最悪のときになんとか読んだ本で、いろいろなことを教えてくれました。
中でも、この言葉が非常に印象的でした。
---[引用ここから]---
「仕事上の立場は替えがきく」と言いましたが
替えのきかないものも存在します。
あなたが誰かの息子や娘であり
誰かの父親や母親であること
誰かの夫や妻であり
誰かの兄弟や姉妹であること
誰かの孫や祖父母であり
誰かの恋人であり誰かの友人であること
これらは絶対に替えがききません
(104ページのマンガ内の文章を抜粋)
---[引用ここまで]---
このページを読んで、涙が止まらなかったことを覚えています。
自分自身、心身ともにまだ回復しきってはいません。
でも、前を向くことはできるので、ひとつひとつ進んでいこうと思います。 -
借りたもの。
話題になったWebコミックをもっと詰めたもの。体験談や精神科医のコメントも載せ、何故「死ぬくらいなら会社辞めれば?」ができないかを紐解き、今、そうなりそうな人たちに「ダメ人間と言われても良いから、他の道があることを知って欲しい」というメッセージが込められている。
共著は『マンガで分かる心療内科』( https://booklog.jp/item/1/B00E55432M )シリーズのゆうきゆう氏。
私は『マンガで分かる心療内科』の漫画の展開が下ネタすぎて苦手だが、この本は安心して読めた!
極限まで簡略化さえた三等身の人物像は個性があり、かわいらしい。
やはり人は適度に休まなければ。
高度経済成長期~バブル期までなら、働いた分お金になるが、もはやそうはいかない。
働き方改革が叫ばれる今の必読書だろうか。
将来、これが悪い事例として笑い話に出来る世の中になる事を切に願う。
一番印象的だったのは、
“会社を辞めるだけではなく、周りにヘルプを出すことで改善することもある”事例。紹介されていた女性は退潮を整え、復職していた。
私個人としては、ヘルプを抱くことが大切だったと切に思う。ブラックでは無かったと思うけど、残業が当たり前だった前職……疲弊してミスも多くなって、退職した。
私も絵を描くことが好きなので、巻末の「あとがきにかえて①~③」にも共感。
昔、その気もないのにうっかり自殺しかけました。
https://cakes.mu/posts/15823 -
まだ高校生だけど、ブラック企業とかで働いてると知らない間に死ぬこととか考えちゃうんだなぁと思って怖かった。身も心もボロボロにして働くために生きるなんて嫌だなと思った。
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プロローグの漫画が心に刺さる。
「学習性無力感」
サーカスの象が逃げない理由。思い込みで人生が壊れてしまうことも。 -
東2法経図・6F指定 366.99A/Sh74s/Ishii
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「いつでも辞められる」って、結果的に続けるために大事なスタンスな気がする。「世界は、本当は、広いんです」はいつも覚えとく。