「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

著者 :
  • あさ出版
3.89
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本棚登録 : 1359
感想 : 176
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860639709

感想・レビュー・書評

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  • 自分の身は自分で守るしかない。
    ちょうど、私が会社を辞める日が決まった時期にこの元となる漫画がtwitterで流れてきて、とても共感しました。

    やっぱり自分の感情がコントロールできなくなるとやばいと思うべき。
    私も帰宅中に明日の仕事のことを考えて、
    毎日泣いてた時期もありました。

    同じ会社の他人が耐えられるものでも自分が耐えられるとは限らないってのは本当にそうだなと感じました。

  • 死ぬ以外の方法で会社を辞める方法を教えてくれる本。死ぬしか思えないときは視野が狭くなっているとき。広い視野で長い目で見たら色々な生きる方法がある。イラストが素直な気持ちにさせてくれた。
    全ての会社に置いて欲しい。そして視野が狭ばったときのためにいつでも携帯したい。

  • もー、このまんま!まさしくブラックな会社に勤めてましたww 笑っちゃうくらい漆黒な会社ww

    そんな時この本呼んだらスカーっとします!
    辞めれたの1つはこの本のおかげです!

    退社を迷ってる人、ブラックで困ってる人、是非読んで欲しい!

  • 死ぬしかないな、って考えてた日々を思い出した。

    1度目は、中学で部活をしていた時。
    レギュラー争い(顧問のお気に入りメンバー)に負けて、やっと出してもらえた試合でも「お前のせいで負けた」とか「やる気ないならしなくていい」と保護者、顧問、先輩から言われて。
    私は常に“ 怒られ役 ”だった。
    練習終わりの帰り道、ふと「今車に轢かれたら、もう怒られないですむかな?」「怒られないですむなら、脚1本骨折してもいいし、なんならなくなってもいいや」って。
    今思うと、私があんなに怒られてたのは異常だった。指導というより、ひたすら責める感じだった。今の環境でもつくづく思うけど、人間は本能的に自分よりも弱そうな人間には当たりが強く接する部分は確かに存在するけど、だからといって“ 怒られ役 ”なんて存在があっていいはずないよ。。
    「優しすぎるから舐められるんだよ」とか聞くけど、だったら尚更、そんなに素晴らしい心を持った人のことを壊すようなことをするな。そしてそれをそんな理由で正当化するなよ。って言いたい( ꒪ͧд꒪ͧ)
    ❁*.゚そんな扱いを受けないように自衛はするつもりだけど、私の周りでそんな扱いを受けている人がいたら守ろう。そんな大人になりたい。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    体験談だけど、
    「死にたい」が、「死ぬしかない」に変わった瞬間、もう自力では衝動が抑えられなくなるから。

    この本を手に取った人にはどうかそれを知ってほしい。手遅れになる前に、心を守って欲しいな。。

    • はねさん
      蜜の花さん⇒わかります!これって周りは簡単に言うんですよね、そんな嫌なら辞めなよって。
      でもそーゆう事じゃないんですよ、本人は!!!!!!わ...
      蜜の花さん⇒わかります!これって周りは簡単に言うんですよね、そんな嫌なら辞めなよって。
      でもそーゆう事じゃないんですよ、本人は!!!!!!わかる!!!
      2024/03/07
  •  衝撃的なプロローグをネットで見ていて、確かに私も昔、通勤電車でホームの端を歩かないようにしていたことを思い出す。(端を歩くと飛び降りたくなるからね)

     逃げたい時にすぐ逃げるには、どうしたらよいのやら。いまは割と逃げられる気がするけど、油断するとあっという間に捕まる。
     心が落ち込むときに読む本ではないけれど、どんな人間であっても、健やかな時に読んでおくといいのかも。
     いつ自分がそうなるかわからないし、身近なひとがそうなる可能性ももちろんだ。

  • ▫️心に残った一文
    「自分の車にはいろんな人が乗っかってきて好き勝手言う。ハンドルは自分だけもの。誰がなんと言ったって他人にはさわれない。ここから君が行く道だって全て君が選べるんだ。」
    いろんな意見と出会うけど、選ぶ権利はいつも自分にある。自分の人生を歩もうと思わせてくれた。


    ▫️重要部サマリ
    ・他人を基準にするのはやめよう。まずは自分の体と調子。
    └人に個体差は当然ある。
    ・できない=頑張ってないではない。精神論で乗り越えられるものは多くない。
    ・がんばることが自分で決めたことか、がんばったことの成果がわかりやすいか、がストレス負荷をかけるかどうかに影響をあたえる。
    ・自分がストレスを受けていると自覚することが大切。その後、シャットアウトする。
    └好きな音楽、笑える漫画、動画、楽しい趣味、優しい人達との会話
    ・すり合わせようもない人は、逃げるが勝ち。かかわるな。
    ・世界を一瞬で消す方法は、見ないこと。
    ・自分の体は自分で守らなあかん。
    ・そっちは本当に前なのか
    ・自分は支えられても他人は変えられない
    ・自分の意志の上に座ろう
    ・世界でいちばんあなたのことを理解しているのは、あなた自身
    ・人生の選択基準は楽しいかどうか

  • こんな内容の本がこんなに売れる社会はおかしい。
    こんな本が目立つところに平積みになっている社会はおかしい。
    買う人の多くはきっと、自分がそういう状況か
    むかしそういう状況だったと思った人か
    自分もいつかそうなるんじゃないかとおびえているか
    周りにそういう状況に陥ってる人がいる状況か。

    もっと幸せに生きてはいけないのかと思う
    だれだって笑って過ごしたいはずだと思う
    なのにそうさせてくれない社会は
    人を壊して、その人の幸せを壊して、その人の周りの人の幸せも壊す。誰も幸せにならない。
    なんで企業はそれに気づけないのか。
    なんで国は状況を悪くしようとするのか。
    国民があってこその国、社会じゃないの?


  • 会社の決めた人生でなく、自分の決めた人生を歩みたい人が読む本。

  • 昨年の年末辺りから、職場へ早出をしていました。残業こそ少なかったのですが、早出の時間は無給で、苛立ちを感じていました。

    そして、お花見シーズン忙しくなり人もいないと言う事で残業も増えてきました。肉体的にも精神的にも少しずつ辛くなっていったのです。

    そんな時にネットで見かけたのが、この本のプロローグでした。過労から正常な判断が出来なくなっている人の心理状態です。
    早出、残業でボロボロになった自分にとってとても身に沁みたのです。ああ、今、自分ヤバいんだ。と思いました。

    内容も漫画で読みやすく、監修のゆうきゆう先生の文章もわかりやすく、疲れていて頭が働かない状態の自分でも気軽に読めました。

    毎日午前様な皆様が自分の働き方を考えるのにはいい本だと思います。一日のうち12時間会社にいるのが当然というのは本当におかしい事なんです。自分もちょっとこの本で目が覚めました。

    辞めようかな…。

  • 電子書籍を持ってたけど放置していたので改めて再読。
    変なテーマの本だと思ったけど、ベストセラーになるのがわかる気がした。
    「できない」と「がんばっていない」はイコールじゃない。
    精神論だけで乗り越えられるものは多くはない。
    他人のためを思ってなかなか言いたいことも言えずに苦しくなっていく。
    身体が必死に出している控えめなSOSに従いましょう。。

    結局、詐欺師は詐欺師と気づいてない場合もあり、パワハラ人もパワハラしていると、本人をメンタル的に追い込んでると気づかないもの。
    そういう時は逃げよう、環境を変えよう、人は変わらない、変えれるのは自分のみ。
    自分の身は自分で守ろう。

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著者プロフィール

汐街コナ

イラストレーター。広告制作会社のグラフィックデザイナーを経て漫画・イラストの活動を開始。 装丁画・挿絵・ゲームキャラクターイラスト等をてがけている。 デザイナー時代に過労自殺しかけた経験を描いた漫画が話題になり、『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』(ゆうきゆう氏との共著)のタイトルで書籍化。

「2020年 『仕事がしんどくてヤバいと思ったら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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