理科実験で科学アタマをつくる

  • ベレ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860642280

作品紹介・あらすじ

ものごとをよく見る・観察する、なぜそうなるのか考える・仮説を立てる、実際のところどうなのか確認する・検証する-子供から大人まで、楽しみながら科学的思考法を身につける。サイエンス倶楽部で行われているさまざまな実験を紹介しています。

感想・レビュー・書評

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  • 最近は理科実験専門の学習塾というのが登場しているらしい。この本はそうした学習塾での理科実験の始終の一部を公開しているのだろう。恐らくはこの本で書かれているような方法で指導がなされているだろう。なんとなく出来レースという気もしないではないのだが、まあ結果はよく知られていることなので、それは仕方ない。
    こうした理科実験専門の学習塾が登場するということは、自然科学がスポーツや芸術、あるいは書道やそろばんなどの古典的な習い事などに引けをとらない人生経験を得ることが出来るものとして評価されるようになったと前向きに評価したいが、そもそもは学校の理科クラブなどでフォローすれば済む話ではないだろうか、とも思わなくもない。もちろん選択の機会が増えること自体は望ましいのだが…。まあでもそれは少なくとも需要に対して機会を提供している学習塾の責任ではない。

  • 学校の理科の授業で実験をするけれども、塾で勉強しているから考える前に結果が頭に浮かんじゃう。
    学んだ通りに考えれば、理科の問題は解ける。でも、本当の理科はそうじゃない。
    身の回りに起こる様々な現象を「観察」する。なぜそんな現象が起こっているのか「仮説」を立てる。その仮説通りなのかを「検証」する。
    理科の問題を正解するために解いていると、子どもたちは「検証」ばかりに目がいきがちです。
    実験の仕方だけでなく、何のために実験するのかを身近な疑問から考え出すことで、その意図をしっかり理解してほしい。
    この本を通して、理科実験の面白さを感じ、科学への興味が芽生えてくれればと思います。

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著者プロフィール

1992年、科学実験教室のパイオニアとして誕生。幼児・小学生・中学生・高校生対象の理科実験教室で、科学実験から子どもたちの可能性や潜在能力を開花させるための多彩な教育プログラムを展開している。関東に14教室を展開中。

「2021年 『サイエンス探偵団』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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