学んでみると生態学はおもしろい (BERET SCIENCE)

著者 :
  • ベレ出版
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本棚登録 : 91
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860643430

作品紹介・あらすじ

環境を考えるうえで役に立つ知識が生態学(エコロジー)。「エコ」をサイエンスに-生物と環境との関係を科学する。

感想・レビュー・書評

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  • わかるところはほとんど知っている内容で、あとは数式が多くて理解する気になれない…自分には向いてないようでした。

  • タイトル的に、あたりさわりのない軽い読み物だろうとたかを括ってたけどとんでもなかった。生態学の諸分野(個体群、群集、多様性、行動、物質循環)のエッセンスをびっくりするほどていねいに解説してくれる。具体的な内容もそうだけど、視野を広く持って考察することの重要性を再認識させられた

  • 生態学とは何をやる学問なのか。その一つとして、数式で個体数の推移を表す手法の解説。
    実情に落とし込むには多くの因子があるし、単純にはいかないけど、ある程度の予測をたてるには重要な学問だと知れた。生き物が増える、あるいは減るということはどういうことか、一つ一つ因子を見つけていけば、思わぬことが個体数に影響しているかもしれない。
    生き物の大切さを説くというより、今出来ることと、これから先を見させてくれる本だと思う。

  • 請求記号:468/Ise
    資料ID:50069368
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

  • 「ダーウィンと言えば進化論」と「世界史」で習ったけど、それがどう言う理論なのかは知らなかった。「サバンナ気候がどんな気候であるか」は「地理」で習ったけど、それがその地域にどんな影響を与えるかは習わなかった。「食物連鎖がどんなものであるか」は「生物」で習ったけれど、それがどんな意味を持っているかは習わなかった。「数学」に至っては、その数式を理解することが何の役に立つのかまったく分からなかった…(以上、私の経験w)
     本書のテーマはあくまで「生態学」ですが、何よりもまず、「学び方」(「モノの見方」)を考える上で非常に参考になりました。さらに、学んだことを単なる耳学問にとどめず、人間の実生活との関わりで考えさせる工夫がされているあたりに、ある意味、著者の「哲学」を感じます。まさに「総合学習」。それに比べて、今まで学校でやってきた勉強というものがいかに浅学であったことかと身につまされます。今現在も状況はあまり変わらないと思いますが、学校で教えている知識が、あまりにも断片化し、表層的で、実生活からかい離してしまっている現状に、子を持つ親としては危機感すら感じました。「総合学習」のテーマに悩んでいる先生は、迷わず「生態学」をやればいいのに…w

  • 第1章 生態学への招待
    第2章 世界中の生物はどのように生まれた?
    第3章 地球の気候と歴史が決定づける生物の分布
    第4章 生物の「数」をサイエンスする
    第5章 食う・食われるの関係
    第6章 ライバル関係
    第7章 なぜ世界にはいろいろな生物がいるの?
    第8章 動物の不思議な習性をサイエンスする
    第9章 微生物が取り持つ地球環境
    第10章 無理せずエコしよう

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著者プロフィール

京都大学 フィールド科学教育研究センター 准教授。ハーバード大学 大学院 進化・個体生物学部 修了(Ph.D.)。独立行政法人 海洋研究開発機構 特任研究員、兵庫県立大学 シュミレーション学研究科 准教授を経て、2014年より現職。著書に『Forest Canopies』(共著、NOVA)『Climate Change and Variability(共著、SCIYO)『学んでみると生態学はおもしろい』『地球システムを科学する』(ともにベレ出版)『地球環境変動の生態学』(共著、共立出版)などがある。

「2016年 『生物進化とはなにか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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