宇宙はなぜ「暗い」のか?

著者 :
  • ベレ出版
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本棚登録 : 73
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860645014

作品紹介・あらすじ

「宇宙が暗いなんて当たり前じゃないか」と思われるかもしれません。確かに私たちは毎日、太陽が沈んで夜になると、空が暗くなることを知っています。この夜の暗さこそが、「宇宙の暗さ」です。この当たり前に思えることは、じつはとても不思議なことで、「無限の空間に無限の恒星が一様にばらまかれているとしたら、空は全体が太陽面のように明るいはず」という問題として、オルバースのパラドックスと呼ばれています。
本書では、さまざまな角度から「宇宙の明るさ」について迫ることでその疑問を解き明かし、その過程において、宇宙に関する基礎的な知識も自然に学べるようになっています。

感想・レビュー・書評

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  • こういう読み物に弱い。
    結局「なぜ」は、わからないまま終わってしまうのだけれど、どうしても「なぜ」が知りたくて題名に負けてしまう。

  • 先生は一生懸命分かりやすく書いてくださっているんだけど、私の頭では理解するまでには遠く及ばなかった…。
    が、銀河を全て足し合わせることで作られる宇宙の明るさがディズニーランドをろうそく3本で照らした程度の明るさという例えはものすごく頭に残った。

  • 良書。
    著者が高校時代の同級生で、同窓会会報誌で本著作が周知されているのをきっかけに読む。
    宇宙への入門書、というか物理や化学で赤点まみれの高校生だった自分には科学への再入門書となりました。
    読んでる途中に行った万葉の湯の屋上の足湯で夕日を見ながら妻に「何で夕焼けって赤いか知ってる?」と問いかけてうざがられたのは一生忘れません。
    すごく仲が良い間柄というわけではなかったけれど、注釈含めて微に細に入った丁寧な説明に、記憶にある著者の高校時代の丁寧な話し方を思い出して、ああ変わってないんだなあ、と感慨深くなることも多く。
    いつか子どもが天文に興味を抱いたとき、ニヤリと推薦してやるつもりです。
    個人的な感慨が深く、まともな感想になっていませんが、それを差し引いても内容は分かり易くテーマは深く、素晴らしいです。見事な入門書だと思います。

  • オルバースのパラドックスと宇宙の姿
    https://www.beret.co.jp/books/detail/641

  • 宇宙はなぜ「暗い」のか?レビューで語るわけにはいかないですが、宇宙のことを初心者でもある程度わかるように、やさしく説明されています。例えば、「空気のない宇宙でどうやって太陽のように星は燃えているのか。」言われてみると、ほんと不思議ですよね。答えは、水素などが核融合反応して光っている、ということになるそうです。最初の問いには「オルバースのパラドックス」に対する現代的な回答をすることで、謎解きは完成します。でも、私にはまだまだ分からないことだらけです。

  • 夜空はなぜ暗いのか。確かに考えたことはなかった。なんとなく理解できたと思う。

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プロフィール

1982年兵庫県生まれ。2010年 東京大学大学院理学系研究科天文学専攻、博士課程修了。博士(理学)。宇宙航空研究開発機構(JAXA)、宇宙科学研究所(ISAS)、宇宙航空プロジェクト研究員等を経て、2016年現在、東北大学学際科学フロンティア研究所助教(理学研究科天文学専攻兼務)。大学院時代からJAXA/ISASにてロケット観測にたずさわる。専門は、ロケット実験CIBERや赤外線天文衛星「あかり」などを用いた宇宙赤外線背景放射の観測による宇宙の初期状態の研究。主な研究成果に、赤外線面輝度を太陽系、銀河系、遠方宇宙の各成分への成分分離に「あかり」を用いて初めて成功したことなど。子供向けの宇宙科学の普及・教育活動にも尽力している。

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