現代文キーワード読解―頻出テーマ×必修語160×入試問題

  • Z会 (2005年5月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860662066

現代文キーワード読解―頻出テーマ×必修語160×入試問題の感想・レビュー・書評

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  • 「具体」に対する「抽象」という言葉の意味を説明できますか?「曖昧なものにする」という意味ではないですよ(27頁)。

    受験生にお馴染みのZ会が出版。大学入試の勉強時に購入した記憶がある。当時は「現代文を解くときにしか使わない知識」という意識が多分あった。でも、今パラパラ読み返してみると、日常生活の中でしばしば見聞きするが意味の確認を最早しない(であろう)言葉の説明が載っていて、面白かった。

    一つの言葉に対して、1〜3行(あるいは一言)で述べられている簡潔な意味とその後に続く解説のセットが割り当てられている。内容は必要最小限の説明に留まっていて分かり易い。無駄がない印象。

    個人的に特に興味を持ったのは以下の言葉:
    「世間」114頁
    「大衆社会」196頁

  • 和田秀樹以来、大学受験に効率性がもたらされて、参考書の内容も自分が受験した頃よりかなり変わってきた。ところが効率性の追求とは裏腹にテクニック的なものでなく、本質的な部分に切り込んだ王道を目指す参考書も増えてきたことも事実。自分の時代ならそれは「大学への数学」ということになるが、今は数学だけでなくほとんど全ての教科に渡って学問の本質的部分を堂々と展開する参考書が多い。
     効率性の極みが本質の理解に止揚された結果かもしれない。それゆえ高校の参考書は読み物としても面白い。ついでにいうと、小学生用の国語辞典、漢和辞典もまた言葉の制約のなかでいかに意味を伝えるかという格闘をしている点で非常に面白い。

  • 本書は、入試現代文に頻出する現代社会のキーワードを解説した本である。文英堂の「現代文キーワード&ボキャブラリー320」は中堅大学の入試対策本であるのに対し、こちらは少しハイレベルな大学の入試対策本と位置づけられる。

    「現代文320」の方は、常用漢字も補強するのが目的であるが、本書は、人文・社会科学の入試で出るような、やや難解な資料を読みこなすために必要な読解力をつけるための参考書である。

    第一部のキーワード編では、科学、文化・宗教、哲学・心理など現代社会、現代思想を読み解くキーワードが、しっかり網羅されている。各章は、早わかりマップで始まる解説と、章末の確認テストもあるので、1年間じっくり勉強するのに適している。

    第二部の頻出テーマは、人文・社会科学の分野で、よく取り上げられる定番のテーマが図解されており、大学生の教養書と言ってもいい内容とレベル。入試の過去問もある。

    最後にある読解ツールは、典型的な文章の論理構成をパターンとしてまとめており、人文・社会系のレポートを書くための分析・考察の参考にもなる。その意味で大学初年次の参考書としても適している。

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