フーテン―青春残酷物語 (シリーズ黄色い涙)

著者 :
  • まんだらけ
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本棚登録 : 20
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・マンガ (495ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860720582

感想・レビュー・書評

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  •  父が昔読んでいた、ぼろぼろの講談社の文庫本が手元にあります。

     フーテン好きです。新宿の街と雑踏とかを、セリフのないコマの情感で見せる感じがすごく好きです。ポエティックです。ビルとネオンをものすごいシンプルな線で描いてたり、デザインがなんとも憎いです。

     どれをとってもならず者のヘタレの話です。バーのママに騙されて、とか父親の反対で駆け落ち、とか、ほんとーにベタベタな話ばっかりです。そこがいいです。

     ひと昔まえの漫画家さんですがキャラクターのデザインが洒落ていて、かわゆらしくてユウモラスで、デフォルメが大胆で線が生きていて、つまり絵が上手いです。

     良い作品なのにあまり読まれていなさそうで残念。

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著者プロフィール

1937年、東京に生まれる。国民学校(小学校)1年の時に東京板橋で空襲にあう。『花いちもんめ』(青林堂)で第十七回小学館漫画賞を受賞。主な作品に『少年期たち』『漫画家残酷物語』『愉しかりし日々』(朝日ソノラマ)、『黄色い涙』(青林堂)、さし絵に『まいごのきょうりゅうマイゴン』(金の星社)などがある。

「2014年 『麦畑になれなかった屋根たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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