建築的思考のゆくえ

著者 :
  • 王国社
3.50
  • (7)
  • (4)
  • (17)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 79
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860730239

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 前作『建築のはじまりにむかって』よりはだいぶん角が取れて丸くなり、文章が読みやすくなった気がする。

    若いうちに磨くべき、感性や感受性について。
    「20代は自分の考えを壊すんだよ。勉強して絶対にこうだと確信できるものを探さなくちゃいけない。でも、こうだと思いこんだものを、今度は自分の手で壊すんだ。何回それができるかが、その人の考えの大きさを決めるんだよ」

    この言葉がずいぶん身に染みた。

  • 聴竹居 褒められるモダニズムの空間を空虚だという一度自分の目でたしかめなければ。フランクロイドライトは装飾を無くせば現代建築になる、というどこかで読んだ言葉がよぎる。
    夢中でおもしろく読めました。

  • 1104夜

  • ランク:本の状態
    レビュー:本の紹介
    (共に後程入力します)

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1950年神奈川県横浜市生まれ。建築家。1974年、早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学院理工学研究科にて吉阪隆正に師事。修士課程修了後、フェルナンド・イゲーラス建築設計事務所、菊竹清訓建築設計事務所を経て1981年、内藤廣建築設計事務所設立。2001年、東京大学大学院工学系研究科社会基盤学助教授、2002-11年、同大学教授、2007-09年、グッドデザイン賞審査委員長、2010-11年、東京大学副学長。2011年、東京大学名誉教授。建築作品に海の博物館(日本建築学会賞、吉田五十八賞、芸術選奨文部大臣新人賞)、安曇野ちひろ美術館、牧野富太郎記念館(村野藤吾賞、毎日芸術賞)、倫理研究所 富士高原研修所、島根県芸術文化センター、虎屋京都店、静岡県草薙総合運動場体育館、富山県美術館、高田松原津波復興祈念公園 国営追悼・祈念施設(芸術選奨文部科学大臣賞)、東京メトロ銀座線渋谷駅など。著書『素形の建築』『構造デザイン講義』『環境デザイン講義』『内藤廣と若者たち』『内藤廣の頭と手』『形態デザイン講義』『内藤廣の建築1』『内藤廣の建築2』『内藤廣設計図面集』『空間のちから』ほか。

「2021年 『建築の難問 新しい凡庸さのために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内藤廣の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×