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- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860730444
感想・レビュー・書評
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「文章を書くこと」自体について悩んでいる(風に見せかけつつ、単に自己肯定している?)ようなのが印象深い。
いやいや、一般化のためとか思考自体が生き方だとかそういう言い訳じみた台詞を求めているんじゃなくて、ただ建築をやっていてほしい(講演も年50回やるとかはやめてくれていい)とも思うのです。
「益田」に関しては、コンテクストや条件にあわせるはもう無理なので、「建築自体の建築的な勝ち」に拠るしかない、とか言っている。
これも不可解。
あれだけ社会的な視座に満ちた建築家だとおもっていたのに。
今回も、設計を行う以上は発注者と「共犯」だとまで、自ら言っているにもかかわらず。。うーん…
あと、建築家たちやデザイナーの失敗は棚に上げて、行政・施策やこれまでの都市計画を悪者にするかのような様も、なんだかなぁと思うのです。
全体的に、評論家っぽさが増してきてしまっているように感じて残念。すいません。
しかし日向市駅のプロジェクトには、設計を受注できなくてもがんばりましたというような、思いを込めていた様子もうかがえた。詳細をみるコメント0件をすべて表示