奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅

  • 王国社 (2010年1月発売)
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  • 本棚登録 :87
  • レビュー :10
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860730451

作品紹介・あらすじ

昭和30年代、日本住宅公団の時代。こういう田園都市的なイメージを持った公団住宅がなぜ生まれ得たのか?単に近代的な団地をつくるということだけではない、何らかの思いがあったのではないだろうか。この点がまさに本書全体で問いたいテーマである。

奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅の感想・レビュー・書評

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  • 2012 3/24読了。つくば市立図書館で借りた。
    @klovが紹介していたのを見て気になった本(http://d.hatena.ne.jp/klov/20110710/1310304100)。
    漫画『ぼくらのよあけ』の舞台のモデルにもなった団地、阿佐ヶ谷住宅について、関わった建築家、設計の舞台裏、住まわれた空間としての意味の重層性、特徴的なテラスハウス、等を題材に書かれた論集。
    ふだんまり読まない分野の話なので興味深かった。
    阿佐ヶ谷住宅についてはもちろん、住宅公団のこととかも知らないことが多かったので興味深い。

  • 『ぼくらのよあけ』の舞台となっていた阿佐ヶ谷住宅が気になったので衝動ぽち。三浦展が携わったと思われる個所は単なるステロなノスタルジーでしかないが、帯とまえがきだけなので、中身は無事。

    阿佐ヶ谷住宅を、関わった建築家・設計裏舞台・生活史・テラスハウスとった観点で紐といている。阿佐ヶ谷住宅に限らず、住宅公団の初期の住宅政策が分かる、良本。三浦展のノスタルジー節のせいで☆1つマイナス。

  • 昭和30年代に建てられ、現在まで住み継がれてきた阿佐ヶ谷住宅。人工的なイメージとは一線を画す、のどかな田園都市的雰囲気の公団住宅がなぜ生まれたのか?

  • 1歳〜13歳までここで育ちました。先月からいよいよ取り壊しが 始まったようで、とても寂しいです。当たり前のように暮らして来た阿佐ヶ谷団地が「奇跡の団地」と呼ばれていることを知ったのはそんなに前ではありません。この本を読んで、知らなかったこと、思い出したこと、いろいろありました。
    児童文学作家のあまんきみこさんが住まわれていたことも初めて知りました。
    子ども時代、ここで過ごせた幸運を噛みしめています。
    このような本にまとめてくださったことに感謝します。

  • 本を本棚に追加しました (21冊目)。
    「奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅」 http://booklook.jp/item/20842/

    ソーシャルリーディング booklook.jp
    「奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅」
    評価は★が2つです。 http://booklook.jp/note/4125/

    ソーシャルリーディング booklook.jp

  • 2010/08/04-
    天神

  • 個性的な住環境なのか、設立時のポリシーか

  •  「おれたちは、まるっきりととのっていないときが、いちばんととのっているんだ」

     奇跡の上に出来上がった団地ならば、その雰囲気を再現することは出来ない。それなのになぜこうも参照されるかと言えば、それはノスタルジーであり、稀有な作品としての鑑賞にすぎない。
     都市計画や建築計画の教科書に良い事例として取り上げられているが、高度経済成長の胎動期という時代性、自由闊達な住宅公団の組織体制といった前提条件が揃わない限り、再現はできない。
     加えて、竣工当時は裕福層をターゲットとした住宅であり、だからこそ廃れず、崩れず演出されたのだとも思う。裕福層を相手にしないと、建ぺい率40%といった事業性の薄い土地に建物を建てるこはできない。それは今も昔も一緒。
    さらに、阿佐ヶ谷住宅は分譲だったらしく、8割が法人の購入だったそうな。それほどに贅沢な住宅だったのだ。
     今も残る豊かな住環境、阿佐ヶ谷住宅はエリートによって育てられたエリートな住宅なのだ。

  • 20100307朝日新聞書評

  • 2010.03.07 朝日新聞で紹介されました。

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