子どもの幸せにとって「いるもの」「いらないもの」

著者 :
  • 新講社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860810276

感想・レビュー・書評

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  • 著者の考え方や思想を、強く感じた内容でした。

    一番インパクトを感じた文章は、p164

    子どもの幸福に「いるもの」は、一緒に我慢してくれる親の笑顔です。
    子どもの幸福に「いらないもの」は、与えることで我慢を忘れさせる親の笑顔です。

    ...という、言葉です。

    自分なりに、子供に良かれと思って、ものを与え、環境を整えて、子育てしているつもりが...先回りして子ども自身の意欲を奪っていることもあったかも...と、反省させられました。

  • 友人に貸そうと思ってざっと読み通した。
    うーん、やはり良書だ。
    特に、男性に読んでもらいたいけれど……。

    「辛い我慢」ではなく、「楽しい我慢」を勧めているのがいい。それは決して不幸ではなく、幸福なことだと私も思う。

    百均が至るところにある日本は物で溢れているから……。

  • モノがあふれる豊かな時代だからこそ、少ないモノで人生を楽しむという贅沢がある。
    …なるほど。
    この本が出版されたのは10年前ですが、今はその頃よりももっとモノが増えてきました。特に最近はスマホでのゲーム、買い物が気軽にできます。
    そんな世の中を生きていく中でこの考え方は、あふれるモノに振り回されないためにも重要なのではないかと思いました。
    心の隅にとめておきます。

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著者プロフィール

心理学者。東京大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業、同大学院修了。東京未来大学学長を経て東京未来大学名誉学長。千葉大学名誉教授。東京都「心の東京革命」推進協議会会長。大ベストセラー「頭の体操」シリーズの著者。フジテレビ「IQエンジン」や日本テレビ「マジカル頭脳パワー」、ニンテンドーDSソフト「レイトン教授と不思議な町」等で出題監修にも携わった。2006年、瑞宝中綬章受勲

「2020年 『お金の心理術 上手にお金とつきあう81のテクニック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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