宇宙の果てをみると宇宙の始まりがみえる: 宇宙のトリビア100

著者 :
  • 新講社
4.00
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 13
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860811242

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この本を読んで宇宙の事を考えると、心躍る。

  • 図書館で目に留まったので、ふわふわと借りて読んでみましたが、色々と目からウロコでした。田舎にある我が家から見る夜空はいつも静かで平穏無事って感じですが、じつはものすごいスピードで広がったり、ものすごい力で変化しているんだそうな。

    『はじまりの時期に10の70乗もの宇宙が生まれ、ほとんどは瞬時に消滅したが、その中でたまたま残ったのが我々の宇宙。』
    →私たちって偶然の産物なんだね。なんてちっぽけなんでしょう、と思いましたよ。

    『宇宙は無の状態から始まったが、無のゆらぎの中に現れた極微の宇宙がトンネル効果でバリアーをすり抜けこちら側に現れた。』
    →ばりあー?こちら側?もう、意味が分からないですよ。

    『我々知的生命の出現を頂点と考えるなら、宇宙のこの変遷は進化ととらえることができる。しかし,ただの変化ととらえるなら宇宙の流転のひとこまにすぎません。流転の中に我々は放り出されているだけなのでしょうか。それとも知的生命の宇宙を出現させるべく自然が何か企図したのでしょうか。』
    →200ページ以上さんざんアインシュタインだとか、相対性理論だとか、難しいことを語ってたのに最後のシメはこれですか。科学の最先端と宗教は紙一重、ってことなのかな。

  • チェック項目12箇所。ブルーノ・・・無限の宇宙を考えて処罰される(ガリレオの時代の前)。光が真空の宇宙を伝わるには・・・エーテル仮説。何も無い真空にエーテルがある?光の速度は不変。常に秒速30万キロメートル。光速に近いスピードのロケットに乗れば浦島太郎現象はあり得る。未来には行ける可能性はあるが、過去にいくことは不可能。300光年彼方の天体に行く可能性・・・光の速度または近い速度であれば寿命も伸びるので可能性あり。太陽は誕生して50億年。その間に地球130個分の物質が消滅。太陽全体の0,04%に過ぎない。宇宙には銀河系と同じような銀河が1000億個以上あると考えられている。それぞれにブラックホールが10万個以上あるのなら宇宙全体で1000億個以上と考えられる。ブラックホールの反対・・・実在するかわからないが表裏一体の原則からホワイトホールがあると考えられている(発見されていない)。太陽の光は8分前の光。230万光年彼方のアンドロメダ銀河は、今見えているのは230万光年前の姿。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

坪内忠太(つぼうち・ちゅうた)
1946年岡山県生まれ。慶應義塾大学卒。著述家。書籍編集のかたわら、「雑学」を収集。その知識を駆使して、累計65万部超のベストセラー『時間を忘れるほど面白い雑学の本』(竹内均・編/三笠書房≪知的生きかた文庫≫)シリーズの執筆にも協力。著書に、『アタマが1分でやわらかくなる すごい雑学』『1分で子どもにウケる すごい雑学』『つい人に話したくなる 日本のなるほど雑学』『日本語おもしろ雑学』『1分でみるみる教養がつく 日本語の雑学』(以上、三笠書房≪知的生きかた文庫≫)の他、多数ある。

「2023年 『話が1分でうまくなる すごい雑学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

坪内忠太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×