「捨てる」「片づける」で人生が楽になる (WIDE SHINSHO)

著者 :
  • 新講社
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860812324

感想・レビュー・書評

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  • 精神科医の先生の視点から見た片付け本。
    思わずクスッと笑ってしまう内容が多かった。
    ・「使わないと勿体ない」という文章から、これまで「今はその時じゃない」と使うのを渋っていた、自分にとって良いもの、質の高いものを使えるように心がけている。
    ・「鬱傾向の人は、過去の栄光に縛られている」と言った文章もとても納得できた。
    ・「ムリに得ようとするから、もの笑いの種にされる」という内容から、自分の本質に合った暮らしをする意識が芽生えた。

  • モノは使わないともったいない、に共感。
    過去に執着している人が片付けられなくて鬱気味だとあったが、まさにわたしだなあと思った。

    過去話をしている人は物が多く、未来の話をしている人はスッキリしているそうだ。
    スッキリいきたいよね。

  • ここちよく怒られた感じ
    よくある内容ではあるが
    あまりどうすべきってのがあまり書いてないから、あまり反論気分にもならず、やらなきゃなーという気分になる
    家族会議や憲法は実践したいが皆が関わることなのでやはり難しい、家計簿も…

  • ①捨てるための具体的な方法は?
    ・役に立っておらず、思い入れのないものは捨てる
    ・リサイクルショップに持っていく

    ②気づき
    ・思い入れのないものは捨てる⇒ストレス↓
    ・仕事机を整理⇒人間的に成長
    ・ものを増やさない⇒自分らしい暮らし
    ・増やすより減らす⇒モノへの愛着
    ・野口さんの「超整理法」
    ・自分が本心から欲しいものを買う
    ・どういう家にしたいか話し合う

  • 引っ越し前日に、読み終わった本。

    不要なものは悩まずに捨て、自分にとって大切なもの(=ホンモノ)はとことん使っていきたいと感じた。
    今後は、シンプルな環境で、未来を見据えて、生活していこう。

    ・モノを大切にする=モノを使う。使うことで、愛着が生まれる。
    (廃用性萎縮=「使わない」より「使う」ほうが、モノは長持ちする。)
    ・ムダな体験をしてこそ、ホンモノがわかる。
    ホンモノを見つけるためのムダであれば、それは「貴重なムダ」。
    ・モノのぜいたくより、心のぜいたくを求める生き方を心がける。
    (自分らしく遊び、自分の成長のためにお金を使う。)

  • 書店でタイトルと著者に引かれて、図書館で予約して借りた

    精神科医・医学博士による片づけ精神の本

    「モタ先生」とはきいたことがあったけれど、斎藤茂吉の子であるということ、2006年に亡くなっていることを知り、なんだか不思議な気持ちで読み進めた
    他の片づけ本とは異なり、片づけを気分や合理性からだけではなく、日本人本来の、日本人らしい感覚から捉えているのがとても新鮮だった
    片づけ本なんてどれも同じだと思い始めていたけれど、精神科医的な観点からの話もあり、読んで良かった
    参考になった箇所を以下に挙げておく
    ・「捨てる力」は「あきらめる力」にあり
    ・基準:役に立っているモノは捨てない。思い入れのあるモノは捨てない。役にも立っておらず、思い入れもないモノは、捨てる。
    ・「もったいない」=「捨てる技術」である
    ・「モノを大切にする」=「モノを使う」である
    ・「得る」より「捨てる」ことに幸せ感がある
    ・さばさばした暮らし方が日本人らしい
    ・旅するときのように、わずかなモノで暮らす

  • 捨てられないからグズになる
    物がたまれば、ストレスもたまる
    物に囲まれ、貧しくなる心
    心の飢えと物
    捨てて整理する これをしなければ、元の木阿弥
    捨てられないことの犠牲は、時間とお金と心の健康
    腐れ縁を断ち切る
    あきらめ力
    もったいない=捨てる技術
    物を大切にする=使うこと
    使わないより、使うほうが長持ちする
    使えないものはもたない
    捨てられないのは心が弱っているから

    捨てられない人は 集中力がない人、物忘れが多い人、いつもバタバタの人、甘えん坊の人、人間関係がヘタな人

    欲張りもケチも同じ、足るを知らない

    しっかりメモした。

  • たしかに片づけること、捨てることがいかに有益かわかった。

    でも私みたいな根っからの「片づけられない人」の対処法にはならないと思う(笑)
    著者は相当きっちり人間なんだろうな。

  • 部屋をきれいにするように、リラックスできるように片づけると良い。
    ものをため込んでるときは精神状態があまり良くなくて鬱々としてるとき…
    目からうろこの視点がいっぱいで、おもしろかったです。

  • 捨てると、スッキリ元気になる

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著者プロフィール

1916年、東京に生まれる。精神科医、エッセイスト。歌人・斎藤茂吉の長男。作家・北杜夫の兄。父の跡を継いで東京・府中の斎藤病院院長を務めるかたわら、テレビ出演や講演、作家活動を活発に行う。人間味あふれる話し方、卓越した人柄で多くの人を魅了し、「モタさん」の愛称で親しまれた。
著書には『いい言葉はいい人生をつくる』(成美文庫)ほかベストセラー多数。2006年逝去。

「2022年 『折れない心をつくるいい言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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