- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860812782
感想・レビュー・書評
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●いい文章とは、読みやすくてわかりやすい。
●面白いと思う本を、丁寧に繰り返し読む
●好きな文章を真似る
●何が、どうした。誰が、どうした。
●〜わけ、〜ということ、は使わない。
●しかし、けれども、も使わない
●新聞の記事は、切り抜かずにメモ
●他人に読んでもらう、添削を受ける
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どちらかと言うと「これで金をとっていると言っても恥ずかしくない文章」を書く技術といったところである。
技術としては、分かりやすく短い文章を意識する、プロの文章から自分にとっての「いい文章」のイメージを見つける、という二つが基本であり、具体的な部分はどこかで見たことがあるような内容になっている。
この本は、書くこと以外に仕事がある人が「お金になったらいいな」程度の気持ちで文章を書くための本で、別の言い方をすれば、この本には「書くときの必死さ」は無い。内容としても、小説なのかエッセイなのかはどうでもよく、またそれに応じて、文章の内容に関しては「好きなことを書けばいい」程度のものである。この本に書かれた技術は、著者の雑誌ライター経験が元となっているため、とにかく「分かりやすく短い」が重要視されている。そのため、長くても分かりやすい文章や情緒を含む文章の書き方については分からない。
特に目新しいことが書いてある本ではないが、項目ごとに分かりやすくまとまっているため、とりあえず本棚に置いておき、ときどき技術の確認のために見るのに向いている。 -
投稿にしろ出版にしろ、ゆくゆくは文筆業で食べていきたいな、と思ってまして、こういうものを買ってしまう昨今。和田さんはご自身の経験も含めた内容での持論の展開だっただけに、共感部分は半分といったところか。
著者プロフィール
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