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- / ISBN・EAN: 9784860850807
感想・レビュー・書評
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ある日、分からないうちに戦争がはじまった。僕と大勢の仲間たちは、戦場に向かって出発した。仲間たちは次々死んだ。生き残った僕は、恐ろしい出来事をたくさん見た・・・そして戦争が終わって、僕は家に向かって走った。「勝ったぞ、戦争に勝った!」・・・だけど、大切な家族や友人を亡くし、悲しんでいる沢山のひとがいた・・・夜、眠れなくなるたびに、僕は考える「あれは何だったのか? いったい、何が起こっていたのか?」と。 ベルギ-の絵本作家が〝戦争に勝者などいない〟と子どもたちに諭した絵本。
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図書室にて
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2'30"
絵本に書かれている言葉の裏を
考えなくてはならないので
高学年以上かな。
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表紙とタイトルで、なんかかわいい本と娘は思ったようで借りてきた。今日初めて読み聞かせた。
読み終わった後、こういうことが今起ころうとしてるんだウクライナというところで、と話したら、理解しようと思ったのか、もういっかいよんで、と。
あっさりした文だけど、空しさは伝わったようだ。 -
戦争に勝ったって、なにも残らない。余韻が大きい。絵本だけど、とても深い。
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いち国民は、わけの分からない内に戦争に駆り出され…。
政治や世の中の動きに無関心では、いけませんね。 -
戦争理解のために
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どうして そうなったのか、わからないうちに」
きな臭いニュースが増えているような気がします。でもまさか、戦争になんかならないよね…自分とは関係ない。 ほんとに?
思想信条でなく、淡々と『戦争』を語るへいたい。激しい言葉などないのに、戦争の怖さをひしひしと感じます。
3年生くらいから。 3分。 -
簡略された絵と簡潔な文章で、確信に触れる。
どんなに複雑に説明されようと、実際はこうなのだ。
これこそが戦争。 -
反戦の絵本