暁の円卓〈6〉孤独の歳月(前編)

制作 : Ralf Isau  酒寄 進一 
  • 長崎出版
3.55
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本棚登録 : 81
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860950668

作品紹介・あらすじ

ニッポンで第二次世界大戦の終結を見とどけたデービッドは、「戦後」の新しい世界秩序の中であらたな冒険の旅に出発します。ナチの戦争犯罪を裁いた「ニュルンベルク裁判」、インド独立運動の指導者ガンディーの暗殺、おなじ民族が南北に分かれて戦った「チョーセン戦争」。そして国連による「世界人権宣言」の採択。これまで、自由・平等の対極にあるものをデービッドはつぶさに見てきました。戦争、人種差別、大量殺戮。この巻では、そこにもうひとつ重要な要素が加わります。いちどに多くの人命をうばう戦争とはちがいますが、ひとりひとりの心に深く根づくために解決がむずかしい「偏見」です。

感想・レビュー・書評

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  • 昔の用心棒、バルーとの再会。そしてガンジー暗殺。
    朝鮮戦争勃発と立て続けに事件は起こっていく。
    印章の指輪は着実に手に入れているけれど、いつまでも真実には近づけないので段々食傷気味に。そんな物語の上巻。

  • 数日前に読了。暁の円卓シリーズ第6巻。
    デービッドの口調が、五十歳前後のひとのものに思えない。どうしても二十代くらいの青年な気がしてしまって、ときどき年齢の描写が入ると、そういえばそうだっけ、と思う。原文で読んでもそうなのかしら。そして、これまでの巻でも度々思ったことだけれど、気持ちのゆれ動きはことばで説明するのじゃなく、振る舞いの描写で表してほしいな、と思う。これは個人的な好みの問題かもしれないけども。
    勧善懲悪的な流れは、今後覆されることがあるんだろうか。

  • (推薦者コメント)
    以前から読んでみたいと思っていました。20世紀の100年を描いた壮大な歴史ファンタジーだそうなので、21世紀を生きる私たちにとってもファンタジーの世界から歴史を振り返るのは面白いことだと思います。全9巻ですが、とりあえず1巻だけでも読んでみたいです。

  • ガンジーの暗殺。
    そして朝鮮戦争勃発。

  • 2008/6/10

  • 次々と20世紀を生きた歴史上の人物のそばに立ちながらすすめられるストーリー展開は、次に誰が登場するのか期待させてくれます。しかも、つい数年から数十年前に生きていた人々です。今回の舞台はインド、非暴力をとなえたガンジーの暗殺の現場に居合わせるなど・・・。最愛の人との別れに孤独を感じつつも多くの人との出会いがまた、暁の円卓と戦う主人公の心に暖かいものを与え、開かせるのもまた人なのだと感じさせられる心にしみいる場面もありました。アビータとの別れの場面には思わずぐっときてしまいました。

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