- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860951290
感想・レビュー・書評
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数年前に、同著者の『我謳(ガオオーー)!!』を読んだことがある。同著の中に半分の法則というキーワードが出ており、もっと詳しく知りたいと思っていたところに、最近、本書を見つけた。
「法則」といっても、バシッと定義されているわけではない。俺が理解した範囲では、人生でも経営でも、リソースの50%で勝負し、残り50%はいざというときの備え(余裕)としてキープしておけ、という法則である。また高い設定目標の50%が達成できれば大成功という法則でもあるようだ。すなわち「半分」は、非常に多義的である。
成功法則について書かれた本ではあるのだが、類書とは異なり、緻密な論理で構築されている本ではない。言葉遣いもアバウトで、レイアウトも稚拙。ただ、修羅場を潜ってきた著者だけが語れるリアリティーに溢れており、パワーが漲っている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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▼ 100文字感想 ▼
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なんでも完璧にやろうとするから、つらくなるし苦しい。
人生半分できればいい。という本書の考えは、肩の
荷が下りるような安心感がある。でも、手抜きで半分
OKではなく、努力の結果、半分で上出来ということ。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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■藍の種を蒔けば、愛のお花畑が咲き乱れます。縁は
円を描いて自分に還ってくるのです
■物事は迅速に。苦しくても泣き言を言わないことです。
スピード、そしてタイミングが命。時流に乗りましょう
■銭は腐っているからハエがたかるのです
■家族すら幸せにできない者が、社員を幸せにできる
筈がありません。ましてお客様の幸せなど考えられ
る筈がないのです
■野球でも3割バッターは一流選手。打席の7割は凡退
しているのです。人生は50点とってもとりあえずOK! -
爽快で、
簡単!
気持ちも行動も
はじめられるものが1つ2つは見つかる。
自分の基準軸・判断軸を持つのに参考になるかもしれません。
判断が鈍るとき、
知らず知らずに自分で持っていた判断軸が
揺らいでいるときなのかなと思いました。
知らず知らずに持っている軸なので、
それを明確にすることは大切で
すがすがしいことだと学びました。
自分の判断軸を
その時その時でいくつかパターンを持っているならば
グッと1つにしてもいいし、
それぞれの時でどんなパターンを持っているのかを
見直してもいいのかもしれません。
そんな視点をくれる一冊です。