ハルムスの小さな船

制作 : 西岡 千晶  井桁 貞義 
  • 長崎出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860951986

感想・レビュー・書評

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  • ハルムスと言う人自体を、この本を読むまで知らなかった。ゴーゴリとプーシキンがお互いにつまづいて転びながら、畜生!と言い合うだけのやつがおもしろかった。

  • 挿絵効果もあり何か好き。

  • ダニイル・ハルムスの本を読むのはこれで4冊目。
    その中でも異色の一冊。
    西岡千晶さんのイラストが非常にマッチしており、すでに同じ小咄を何度も読んでいるのに、楽しめる。
    最後の中編「老婆」は、一瞬ホラーかと思った。。。
    図書館で児童書扱いになってたけど、これは大人が愉しむ本。

  • “コン!”が好き。話も絵もシュール過ぎ。シュールなのが好きな人にオススメします。“コン!”

  • 淡々と熱を帯びずにすすむシュールな一篇一篇が面白すぎて、黒いのにふわふわした心地になってくる。この本は一種の合法麻薬ではないだろうか。なにもかもを超越した気分になったり、地面に頭から叩き付けられたり。とても好きな一冊だった。どれもいいけど「コン!」「墜落する老婆たち」「パッサカリア一番」「ブルーノート No.10」「老婆」が特に好き。
    あと大好きな西岡千晶の絵。彼女の絵もまた淡々と熱を帯びずに酷いことになる。ブラックホールみたいな目がいい。

  • コントっぽいもの詰め合わせ
    作者は反ソビエト活動の疑いで逮捕されたりした人だそうです
    松本人志の映画が好きな人には合う…かもしれない
    パッと見て意味のない感じというか

    マジメにナンセンス
    マジメに非生産的というか

  • 初めてハルムスを日本語で読んだ。西岡兄妹・妹のイラストと装丁との組み合わせでとても良い味が出ている。不条理好きは是非。

  • 「墜落する老婆たち」

  • 『昨日のように遠い日』を読んで、俄然興味を引かれたハルムス。
    カスチョールの会発行のロシア児童文学翻訳集「アグネブーシカ」第5号(ダニイル・ハルムス特集)でも、子どもたちに向けて書かれたハルムスの作品を読むことができる。どの作品も明るさと躍動感に満ちていて、とても楽しい。

    一方、本書の作品の多くは、まったく趣きが違う。同じようにナンセンスで不条理ではあるけれど、もっとダークで、棘や毒を感じさせる。“死”がそこここに顔を出す。彼の生きた時代の政治的状況を考え合わせずにはいられなくなるような、陰鬱さだ。これは何かの暗喩に違いないと勘繰ってしまいたくなるような。

    「老婆」と題された中編小説の、“自分が奇跡をおこなう者であり、どんな奇跡も思いのままだと知っているのに”“生涯にたった一つの奇跡もおこなわないまま”死んでしまう男という記述も、暗示的で印象深い。

    詩、短篇、戯曲等23作収録。

  • 西岡兄妹の絵が素敵です。

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