人魚のおくりもの

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制作 : Barbara Leonie Picard  白坂 麻衣子 
  • 長崎出版 (2009年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860953362

作品紹介

とらわれの人魚、空からおちた星の娘、孤独なお姫様…小さな願いはかなうのか。

人魚のおくりものの感想・レビュー・書評

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  • 表紙の、青色と浮かび上がる花の模様にときめき。
    青は、少女のとっておきのお洋服、そして大切な物をしまう木箱に塗ってある色。花の模様は、人魚の望みが泡となって海面で弾けたもの、それとも踊る二人がステップを踏んで残した足跡かしら。あるいは、たった一人のための歌声が部屋にともした灯りかもしれない。
    澄み渡る青空を数えきれないくらいの星が流れていくのを眺めている。
    彼らが手にした『おくりもの』を私もほんの少し分けてもらいました。とても幸せ。

    【小さな願い星】、【羊飼いと王様と南西風の話】が好き。
    《2014.06.19》

  • ちょっと古めの民話集のような形の本で、内容は「新しい創作童話」のようで、でも案外古い。
    寓話かと思ったらそうでもない童話集。

    後書きによると著者は子供向けだとか教育だとかは考えずに、好きなものを書いていたらしい。
    童話形式は単に書きやすかったということか。

    最初のうちは子供っぽい話だと思った。
    たとえば罠にかかった動物を助けてあげる「善行」。
    斜に構えるやりかたを覚えた子供がすねながら願う「ただしい世界」みたい。
    あるいは何もできない不器用で普通の女の子がイケメン御曹司に見初められる30年くらい前の少女漫画みたいだなと。
    わかってくれない悪役に傷つく主人公が最後には報われますよというご都合主義。

    でも不思議に嫌な感じはしない。
    なんだろうな。なにがいいんだろう。よくわからない。

    「シナノキの貴婦人」にシュレックを思い出した。
    これが時代の違いか。

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