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- / ISBN・EAN: 9784860953478
作品紹介・あらすじ
1年2組は、6年生といっしょに図書室の大そうじ。でも、クラスのリーダーの番長たちは、そうじよりもかくれんぼうに夢中です。そうじ用具入れにかくれた、たかふみはそこであるものを見つけます。「ちゃんと、そうじしないとだめじゃないか」と責められたたかふみは、「明日の教室そうじはまかせてよ!」といいかえし…。ゴーゴーおそうじ隊。レッツゴーおそうじ隊。そうじのことのならまかせんしゃい。上級生から教わる"そうじの大切さ"。博多弁バイリンガル絵本。わなげ、かきこみ式お楽しみオマケ付。
感想・レビュー・書評
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わんぱく小学校シリーズ第4弾。今のところこれが最後かな?
紅白帽のたかふみくんが主役に。
わんぱく小学校は大掃除。1年2組のみんなは6年生と一緒に図書室掃除。でも番長たちはかくれんぼ。「ぼくたちの教室でもない図書室を何で掃除しなくちゃいけないんだ?」
しかし、かくれんぼの途中でたかふみくんは掃除の秘密兵器を見つける。「明日の1年2組の教室掃除はぼくたちにまかせろ!」息巻くたかふみくん。さぁどうなる?
転校生サムソンもすっかり仲間入り。
今回は担任の先生の存在もチラッと感じるようになった。
みんなで使う場所を大切にしようね。という当たり前だけれど大事なことを教えてくれる。
読んでいて、そういえば1年の時の6年生って随分大人に見えたよなぁ、としみじみした。 -
先日、田川市美術館のよしながこうたく原画展に行ってきました。
その直前に購入しました、シリーズ第4弾。
赤白帽のウルトラマンスタイルの彼が主役です。
さらさらと標準語で読み進めてしまうと、
この絵本の魅力は発揮されませんね。
やはり、福岡のことばで、
このインパクトのある絵を感じることが大事なようです。
なんで自分たちの教室でもないのに、
図書室なんて一生懸命掃除しなくちゃなんないのさ。
「そうだそうだ」と思ったら、読んでください。 -
わんぱく小学校シリーズ。相変わらずはちゃめちゃ。掃除の大切さがわかる?!お話になっています。
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1年生の息子もちょうど6年生との縦割り清掃が始まったところだったのでタイムリー。
お兄さんお姉さんと一緒だから番長たちもおとなしく…かと思えば、そんなの関係ねーとばかりに掃除をサボってクラスの女子からブーイングwおそうじ隊長のたかふみを筆頭にしたおそうじ隊の結成も大騒動の予感しかしないw
相変わらず1年2組の担任の先生の影が薄いのが気がかりだが、今回番長たちをビシッと諭してくれるのは6年生。彼らの落ち着きぶりと心の広さが輝いている!番長たちも息子もどんな6年生のお兄さんになるのか楽しみになるなぁ。 -
おそうじの意味がわかるかな
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2013.04.10読了
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「わんぱく小学校シリーズ・4」。
毎度毎度、番長グループの悪逆非道な行いには「コラァー!!!」と怒鳴りつけてやりたくなるぜ……。
今回は掃除編。それも、自分たちが普段使う教室ではない場所(図書室)の大掃除を割り振られた事から、お話が始まります。
6年生と共に図書室掃除を担当する1年2組の面々。
番長率いる一部の男子は、掃除そっちのけでかくれんぼに夢中。
業を煮やした女子から注意されるも、聞く耳を持ちません。
そんな中、掃除用具箱に隠れていたたかふみは、あるものを発見。
翌日の清掃時間には、遊び半分で「おそうじ隊」なるものを結成しますが――……。
『飼育係長』の時にも書きましたが、このシリーズの黄金パターン「子どもならではの浅はかさが劇的に改善される」が、子ども自身の気付きによってもたらされるのがいいんですよね。
正直怒鳴りつけたい、とは思うけど、頭ごなしに怒鳴られたって効果などないだろうし。他の方のレビューでたまに拝見する「このクラスの担任は何やっとんじゃ」問題も、そういう事なのかもしれません。
私は従順な子どもだったので、おとなしく掃除してたけど、言われてみれば「なぜ掃除をするのか?」なんて考えたこともなかったな。あれは従順だったんじゃなくて単に思考停止してたんだな。
それにしても、1年から見た6年はほぼ大人、という懐かしい感覚がものすごくよく伝わってきます。 -
2014.5月 市立図書館
5歳の息子も大爆笑。
絵の迫力がすごい。
事件があった時には、いつも思うのですが、何とかして学校の閉鎖性を取っ払わなきゃって、、、
本当に...
事件があった時には、いつも思うのですが、何とかして学校の閉鎖性を取っ払わなきゃって、、、
本当に子どもが好きで先生になろうと思う人を採用して欲しい。また今までの遣り方を変えて「大切なことをちゃんと」教えて遣って欲しい。。。
学校の先生も親も、時には「正直者が馬鹿を見る」コトがあっても、正しいコトを貫く姿勢を見せなきゃダメなんでしょうね...
学校の先生も親も、時には「正直者が馬鹿を見る」コトがあっても、正しいコトを貫く姿勢を見せなきゃダメなんでしょうね。。。
でも、正しいコト=利益だと思ってる人が多いから要注意ですが、、、