空が青いから白をえらんだのです: 奈良少年刑務所詩集

著者 :
制作 : 寮 美千子 
  • 長崎出版
3.98
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本棚登録 : 115
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860954024

感想・レビュー・書評

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  • ★★★★☆
    少年受刑者たちが、詩の授業の中で書いた詩。
    『空が青いから白をえらんだのです』
    とは、病床についた母親に「つらいことがあったら、空を見て。そこに私がいるから」と最期の言葉をもらった少年の詩。
    刑に服することが罪を償うことではなく、自分の罪と向き合うこととから償いを始めなくてはならない。
    社会的弱者が被害者にも加害者にもなるという言葉がとても重く感じました。

    つたないものもあるけど、気持ちを・自分を、少しずつ表すことのできるようになった彼らを、どうぞ社会が支援できるよう、彼らも後戻りをしないよう願わずにいられません。
    (まっきー)

  • みんなに、幸せになってもらいたいです。

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