認知症の次に多いとされているパーキンソン病。しかしそれは高齢者の話。こちらはパーキンソン病の中でも
若年性パーキンソン病の方々の本。
発症が40歳未満の方を『若年性』と分けています。
どう違うのか…それはこの手記を読むと痛いほどわかります。
いや、簡単に解るなんて言ってはいけない。
色々考えさせられます。
いろんな方の、掲載されている手記の中で、一番若い方で発症年齢13歳!!
…何してました?13歳の頃…
ほとんどの方がそうなんですけど、
病気が確定するまで数年かかります。
それまで『なんともありません』とか
他の病名で薬を飲んでも一向に治らないという状態。
私もこれはずっと不思議に思っていたのですが、
一人の方が書かれていました。
消去法。最後の最後に出す薬で症状が治まる…よかった!
という想いに「それ…パーキンソン病の薬なんです。」
でも皆信じている。願っている。
いつか、完治できる薬が出来ると。
ココロが震える。
これを読み進めていてふと
『罪を憎んで 人を憎まず』
を改めて考えてました。