フランスの12の怖い昔話

著者 :
  • 長崎出版
2.88
  • (0)
  • (2)
  • (3)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 12
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860955335

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 2016年6月27日

    <ESPRITS ET FANTOMES>
      
    装幀・組版/katzen House 大塚+西田

  • シンプルな怪談集。『船長の指輪』というお話が怖かった。

  • ブルターニュ地方のお化けの話~洗濯女の幽霊・夜の招待客・約束・ノニックとガビック・王の遺言・マチェリーヌ・幽霊城・真夜中の糸紡ぎ・蝿・だまされた悪魔・しゃれこうべ・船長の指輪~洗濯女って幽霊になりやすいのかぁ。瘤取り爺さんみたいな話ってあるんだね。追い払っても顔の前から蝿がぶんぶん飛んで纏わり付いたらある意味悪魔より怖い

  • とても薄くて小さな目サイズの児童書です。
    タイトルに「怖い」とありますが、読み終えての感想はどの話も怖いというよりは、不気味、残酷、重苦しいという印象。
    いかにもフランスらしいと思いました。
    そして、登場人物の行動が意味不明に感じる所が多々・・・。
    何故、この人、この状況でこういう行動に出る訳?みたいなのがどの話にもありました。
    それはフランス映画を観る時も同じように感じるので、国民性による感覚の違いなのかな・・・と思います。

    ただ、日本の昔話にもあるようなお話も中にはあります。
    「ノニックとガビック」という話など、正に「こぶとり爺さん」そのままの話で、これだけ国民性が違い、遠く離れている地でも同じような話が語り継がれているというのが不思議な気がしました。

    また、この本は児童書なので、教訓めいたところもあるのが特徴となっています。
    例えば最初の「洗濯女の亡霊」とその次の「夜の招待客」はどちらも死者を冒涜した人間が恐い目にあうという話で、死者を静かに眠らせてやろうという思いは世界共通なのか、と思いました。

    読み終えての感想はどの話も、「はぁ・・・。そうですか」みたいな感じで、ナンセンスというか・・・ドッチラケというか・・・まあ、こんなもんかなという感じでした。
    私自身は全く怖いとは思いませんでした。

    この本に収録されている話はどれもフランスのブルターニュ地方で語り継がれた民話なのだそうです。
    ブルターニュ地方というのは元はケルト人の土地だったこともあり、フランス国内の中で最も信仰心に篤く異文化の育った、異国といわれている所なのだとか。
    どうでもいい話だけど、表紙の色が赤ワインを思わせる色なのが雰囲気が出ていてとてもいいと思いました。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1994年に渡仏。エコール・デ・ボザールで美術を学び、絵本作家となる。フランスの出版社l’école des loisirs、Nathanなどから多くの作品を発表。日本では『ペンペンのなやみごと』、『あらいぐま洗車センター』などがある。また絵本の翻訳に、『ちび魔女さん』(ひさかたチャイルド)、「名画で遊ぶ あそびじゅつ!」シリーズ(ロクリン社)がある。その他翻訳に『ラ・フォンテーヌ寓話』、『赤ずきん』(洋洋社)がある。

「2018年 『ねずみのペレスと歯のおはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

フランスの12の怖い昔話のその他の作品

フランスの12の怖い昔話を本棚に登録しているひと

ツイートする