Typographic Systems―美しい文字レイアウト、8つのシステム
- ビー・エヌ・エヌ新社 (2007年9月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861005145
感想・レビュー・書評
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タイポグラフィの深遠な世界をさらっと覗かせてくれる本。
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「Balance in Design 美しくみせるデザインの原則」で有名な著者による、タイポグラフィに特化したレイアウトの見せ方に関する書籍です。前作同様に有名なグラフィック作品を図解化し、システマチックにレイアウトの構造を解説しています。一般的なデザイナーの多くは写真要素があることに慣れきっているので、文字のみでカッコ良くレイアウトすることに長けていません。それにデザインリテラシーの低い日本のクライアントの視座の中では文字のみでデザインする案件などはあまりないかも知れませんが、メタ視点でデザインを考える上でタイポグラフィというものの存在は重要なものです。個人的にイラストや写真その他の要素よりも文字に関する意識が高いので、カリグラフィなども含めてもっと勉強に時間を費やしたいと思います。
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以前にも別のブログで紹介した事がありますが、タイポグラフィのパターンを8つのシステムに分類し、豊富な事例で解説している本です。
単語の固まりを自由に構成している反面、文字詰めや本文組の話はあまり出てこないので、ポスターやCDジャケット向けだと思います。
トレーシングペーパーを活用して分かりやすく作品解説をしてくれています。文字デザインに興味がある方は必読! -
タイポグラフィのパターンの説明と比較しやすい作例群。
ざっと読んでるとざっと忘れそうだな!
自分でアウトプットしながら読むと
作例とかだいぶ面白く思えそうなのだけど。