伝わるWebライティング -スタイルと目的をもって共感をあつめる文章を書く方法

  • ビー・エヌ・エヌ新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861009884

作品紹介・あらすじ

親切に「話しかけるように書く」ことから始めよう!

本書は、読者を意識し、わかりやすく、フレンドリーなコンテンツを書くための、最高に親切なWebライティングガイドです。長年ウェブに携わってきたニコルとケイトが、Apple, MailChimpなどでのWebライティング経験から書き上げた、待望の実践的アドバイス本です。
読者のニーズを知ったうえで、自分の伝えたい内容をしっかり伝えられるよう、ふさわしいスタイルをどう探したらいいのか、またそれをあらゆるサイトコンテンツにどう反映させていったらいいのかを教えてくれます。このような観点で教えてくれるウェブライティングの本は他にありません。正直で親切なスタイルでコンテンツを作れば、自然に読者の共感をあつめ、ファンが増えていく、そのようなサイト制作・運営を目指すときに、本書は指針となるでしょう。Web担当者、Webライターの入門書として読んでおくべき一冊です。以下の2つのことを学べます。

1「サイトコンテンツの制作、進行のしかた」を順を追って教えてくれます。
自社をしっかり知るためのリサーチ、企画書つくり、読者リサーチなどのマーケティングのしかた、自社にあった声や口調、スタイルの開発をどう進めたらよいか、最後にはスタイルガイドの作成までを知ることができます。ライターとしてのスタンスづくりにも役立ちます。

2「実際のコンテンツ、文章の書き方」を向上させるコツを教えてくれます。
わかりやすいこと、役立つこと、フレンドリーであること。この3つが、いいライティングの原則です。この原則にもとづき、自社らしいスタイルでライティングする方法、ミッションステートメントやマーケティングコピー、ブログ記事など様々なコンテンツごとに、何に気をつけたらいいのか、どうやって推敲したらいいのか、といった細かいプロセスを教えてくれます。

企業のWeb・広報担当者、デザイナー、ライターはじめ、Web開発・運営に携わる方、オウンドメディアで情報発信している方、スモールビジネス経営者、「書く」スキルを高めたいすべてのビジネスマンにおすすめです。

扱うコンテンツ
「ミッションステートメント(企業理念)」「商品・サービス紹介」「マーケティング・コピー」「ブログ」「メルマガ」「サービス利用規約」「ヘルプページ」「お詫び」「エラーメッセージ」「タグ・ラベル」について学べます。

また、Facebook社、Pinterest社などでは、ウェブサイトづくりをどう工夫しているのかも気になるところ。世界の著名企業のウェブ担当者が、日々取り組んでいることを、コラム形式で読むことができます。

感想・レビュー・書評

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  • 職業人としてのマインドセットに関する内容がメインです。これをベースに具体的なスキルを学んでいくと良いと思われます。

  • チャット、メールなど仕事をしていくうえで、ほとんどの人がテキストを書くと思います。Web寄りの内容ではありますが、あらゆるシーンに役立つ内容が本書にまとまっていると思います。

  • エンジニアもデザイナーも「書く」ということは普段から行っていることだと思いますが、あまりにも日常的すぎて「伝わるように書くこと」はなかなか意識できていなかったなとこの本を読んで気づくことができました。個人的は、書く前に「読者のことをリサーチしよう」「ゴールをはっきりさせよう」というのが発見でした。最近はブログを執筆することもあるので、読んだ内容をさっそく実践しています。
    紙の書籍しかないのですが、紙の質がよくて、めくるのが楽しいので、装丁マニアの方にもおすすめです。

  • ライティングに必要な心構えやマインドセットをまとめた本。最初の1冊におすすめ。具体的なTipsを知りたいなら作文系の書籍を読むほうがよい。

  • 簡潔な文章を書くための指南書.表紙に反して,内容は意外といい.

  • Web上でライティングをする上で必要な心構えを説いた本。
    ライティングで一番大切なのが前準備、つまりリサーチ。
    自分が伝えたいメッセージや、想定読者は誰か、読者にどういう行動や気持ちを持ってもらいたいのか、を詰めてから書き始めること。これだけでだいぶ「書く」作業が楽になると思う。どこに向かって走ってるのか、という道筋もクリアになるし。
    ついつい「書こう!」と思った時にテキトーに書いてしまいがちだけど、後でつじつま合わなかったり、書いたはいいけどカテゴリ分けするの大変だな〜とかなったりするから、リサーチをきちんとして、方向性を定めておくのは大事だわ。

    あとはやはり自分の言葉で、読者のことを考えながらできるだけフレンドリーに書くこと!みょうにかしこまってたり、賢ぶっても、人の心を打つ文章はきっと書けない…、現に、自分の言葉で書いたものは割とウケがいいけど、ちょっと取り繕った文章はあんまりウケが良くない。。
    ライティングもやはり気遣いなんだなあ。

    ブログのタイトル付けに関しても勉強になった。妙に小洒落てたり、謎にハイテンションなタイトルはやめて、読んですぐにどんな内容が書いてあるのかがわかる、というのが理想だね。やはりタイトル付けも読者のことを考えた気遣いが必要になるのだなあ。

    ある程度の方向性を決めたら、あとは読者のことを考えながら文章を構築していく、、ライティングって一方的なコミュニケーションのように思えるけど、そう考えると究極のコミュニケーションだわあ。と思うのであった。

  • Apple社、 MailChimp社などでのWebライティング経験のある著者による実践的アドバイス本です。
    「読者のニーズ」、「自分の伝えたい内容」、「ふさわしいスタイル」、「サイトコンテンツへの反映」などの観点で、読者の共感をあつめ、
    ファンが増えていくようなサイト制作・運営のお手本となるWeb担当者、Webライター向けの入門書です。
    (547 通信工学.電気通信)

  • 目標はFBでいいね集めることでもTWでフォロワーを増やすことでもなく、カスタマーのニーズを満たすこと。数字に引きずられすぎないように。

    「人間らしさは確かな専門知識と同じく重要であり、思いやりは賢さに勝るのだという、冷静で正々堂々とした信念があるからです。」

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784861009884

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