- Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861010927
作品紹介・あらすじ
屋台のそば屋に立ち寄った男、しきりにほめながら、そばをすすり……。
さて、お勘定となると、そば1杯は十六文と決まっているのに、小銭しかないからと、1枚ずつ出しながら
「いま、なん時だい?」
おなじみのときそば。
真っ暗闇に照らしだされたのは、行灯と提灯をともした屋台のそば屋。
寒気のなかに、そばの丼からたちのぼる湯気もリアルです。
「そばをあつーくして、一杯たのむ!」
と声を掛けたくなります。
感想・レビュー・書評
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落語絵本
昔は時間のことを時って言いまして、お寺の鐘の数で時間を知りました
さて、蕎麦屋で食べ終わった男が16文を払うときに、一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、六つ、七つ、八つとそこまで数えたとき
今何時だい?と尋ねました
九つですと蕎麦屋
十、十一、十二,,,
おや?なんだかおかしい?
それをみていた男
自分もやってみようと、次の日蕎麦屋を探します
読み聞かせ時間は10分弱です詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
江戸時代には、お寺の鐘の音で「時」を知らせておりました。真夜中の12時が、鐘九つ。2時間おきに、2時が八つ。4時が七つ。朝6時が六つと減っていきます。お昼の12時で、また九つになり、夜の10時は四つになります。屋台そばの「あたり矢」に真夜中前のお客が、一杯十六文のそば代の勘定をする段で、八文まで数えて「いまなん時だい?」 「へぇ、九つで」「十、十一、十二・・十六とっ! じや、おやすみ!」 このやり取りを見ていた男が、次の日の夜屋台そばの「やや屋」に繰りだしますが・・・。定番中の定番<とき蕎麦>の一席です。
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3歳8ヶ月息子
面白いけどまだ早かった…
あと、母が面白く読めない…リズムが悪いのかな? -
落語絵本。おもしろかった。他のも読んでみたいな。
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いやいや〜落語絵本はやはりさいこーですな。
昔は時計がないもんですから、『時』を数字で数えていたそうな。その数え方も変わっておりまして、12時が9つ 2時が8つ 4時が7つ 6時が6つ
と順々に少なくなるシステムだったそうな。10時に4つになったあとは0時になってまた9つにもどる。
その数え方をうまく利用して、そばを食う輩もおったそうな。
『ときそば』とはそういうことなんでんな〜
いや〜うまい!! -
2y5m
日本語のリズムがおもしろい本をたくさん読んであげたいと思ったが、ボリュームも内容もまだまだ早かった。 -
さいごのページでお金はらっていたけど、むこうにそばせいがいた。
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図書館本。家族でお気に入りの川端誠さんの落語絵本。長女選定本。最初のページで、やや、難しやーと思ったけど、ヲチはシンプル。そばを食べるシーンは調子良く読みやすいです。