どこいったん

  • クレヨンハウス
4.11
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本棚登録 : 1951
感想 : 259
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  • Amazon.co.jp ・本 (33ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861011993

作品紹介・あらすじ

くまがだいじなあかいぼうしをさがしています。いろんななかまにききました。いろいろさがしました。…だけどちょっとまって。

感想・レビュー・書評

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  • くまがさがすのは、帽子。
    いろんな動物たちに聞いてまわる。
    だけど しらんなあ。みてへんで。
    だれも しらん いうねん。

    どんなぼうしって あこうて とんがってて…。

    気づいた。

    (うさぎに聞いたやん。
    そんとき うさぎがいうてたやろ。)

    見つけた。

    うさぎは どこいったん。

    (うさぎと同じこというてん。)

    絵がとぼけた感じなので、おこれない。
    うさぎに取られたのにおこれない。
    だけどうさぎが言うたことそのまま言う。

    そうなんだ。


    (大阪弁やからゆるしたろ。ほんまか?)

  • シュールな絵本と聞いて…

    くまさんがなくしてしまった大好きな赤いぼうしをさがす話。

    かわいらしいほのぼのとした絵とシンプルなストーリー。
    なのに...まさかの結末にショックを受けました。

    この絵本って、こども向けではないのでは?

    もし小さい子に読み聞かせるとしたら、どんな風に読んであげるのだろう。
    そして、どんな反応があるのかな?
    きっと、最初は理解できなくて、でも不思議で何度も何度も読んでもらって、自分で読めるようになって、ようやく結末を理解するんだろうな。


    …ちなみに、かみさんにこの絵本読ませたら、めっちゃ怖がってました。今夜夢で見てうなされるいきおいです。
    しかし、中一の娘(読書量は並。国語は得意科目のはず)に読ませたら、「えっ、どーゆーこと?どーゆーこと?」と騒いでました。不穏な空気は感じつつも、一読では理解できなかったようです。
    やっぱりおとな向けの絵本ですね…

    • たけさん
      nejidonさん、コメントありがとうございます。

      この本を読み聞かせると、子どもたちはニヤニヤ笑ってるんですね笑
      なるほどー。

      子ども...
      nejidonさん、コメントありがとうございます。

      この本を読み聞かせると、子どもたちはニヤニヤ笑ってるんですね笑
      なるほどー。

      子どもの感性の方が、ストレートに理解するのかも知れませんね。大人は余計なことを考えるので、時間をかけてガーンと来るというか。

      訳が大阪弁というのがまたいいですよね。
      2020/01/18
    • 爽健美茶さん
      こんばんは、はじめまして。フォローありがとうございます。
      この絵本はとても好きです、確かに少し怖かったです。
      こんばんは、はじめまして。フォローありがとうございます。
      この絵本はとても好きです、確かに少し怖かったです。
      2021/09/13
    • たけさん
      爽健美茶さん、おはようございます!
      フォローとコメントありがとうございます!

      この絵本、怖いけど独特の味わいがあります大好きな絵本です
      爽健美茶さん、おはようございます!
      フォローとコメントありがとうございます!

      この絵本、怖いけど独特の味わいがあります大好きな絵本です
      2021/09/14
  • フォロワーさんのレビューを拝見して読んでみたいと思っていた絵本。

    大事な帽子をなくした熊。
    いろんな仲間に帽子の行方を聞きに行く。
    「ぼくのぼうし どこいったん?」

    怖いはなしと聞いていて、いろいろ想像しながら読みすすめたが、そうか、そういう意味で「怖い」はなしなのか!

    感想は

    「犯人は饒舌になる」

    ですかね。

    海外絵本なのに、関西弁。
    独特のシュールさが演出されている。

    • nejidonさん
      5552さん♪
      これ、なんとも不思議な面白さがあるでしょう?
      大人は頭をひねってしまうようですが、子どもたちは大好きなんですよ。
      お仲...
      5552さん♪
      これ、なんとも不思議な面白さがあるでしょう?
      大人は頭をひねってしまうようですが、子どもたちは大好きなんですよ。
      お仲間さんに兵庫出身の方がいらして、その方を講師に読み方を習いました(笑)
      変なインチキ関西弁で読みましたが、それでもっと面白くなったらしく、子どもたち大笑いでした(*^^*)
      2021/03/19
    • 5552さん
      nejidonさん

      関西弁の響きって、どうしてこう、可笑しくて親しみやすい響きなんでしょうね。上手くハマってます。訳者さんの英断に拍手...
      nejidonさん

      関西弁の響きって、どうしてこう、可笑しくて親しみやすい響きなんでしょうね。上手くハマってます。訳者さんの英断に拍手したいです。
      子供たちも大好きだということ。なんだか分かる気がしますね。
      クスクス笑いながら見入る子供たちの姿が目に見えるようです。
      2021/03/19
  • ウソやごまかしは、バレる、罰せられるということが言いたいのだろうと思った。
    はっきりとした結末や教えは書かれておらず、空気や雰囲気で怖さが伝わる。大人でも進んで読みたくない。怖い教育絵本。

  • 薬局待合室にて
    アメリカの絵本

    ついに読んだーーー!!
    これは簡潔でおもろい
    色の使い方も効果的でうまい
    関西弁なのも海外の絵本なのに合ってる
    なんかいろいろスゴくて感動した

    • ehon museumさん
      コメントでは、お久しぶりです。
      ついにジョン・クラッセンに手を出しましたか。
      登録されている「ぼうしシリーズ」の他2冊も大人向きでオスス...
      コメントでは、お久しぶりです。
      ついにジョン・クラッセンに手を出しましたか。
      登録されている「ぼうしシリーズ」の他2冊も大人向きでオススメしますよ。
      2020/02/06
    • えほんのむしさん
      おひさしぶりです!
      ずっと読みたいと思っていながら、なんだか古本屋で出会うのを待つという変な癖がついてしまいました(^_^;
      一度見つけ...
      おひさしぶりです!
      ずっと読みたいと思っていながら、なんだか古本屋で出会うのを待つという変な癖がついてしまいました(^_^;
      一度見つけたのですが、ボロいのに高かったのでやめました。
      待ち時間で読むのはもったいないかと思いましたが、思ったより早く読めたし、噂どおりの面白さで改めて欲しくなりました。
      他の2冊も楽しみです(≧▽≦)
      2020/02/07
  • オール関西弁のほんわか?
    と思いきや、こわっ!!となる…
    これって、つまり、そういうこと、だよね?

  • 「どこいったん、ぼくのぼうし、どこいったん」

    クマは森の仲間に聞いて回ります。だけどだれも知りません。最後のシーンはちょっとだけブラックユーモアなのか。あれ?と思って前のページに戻り、確認してしまいます。読んだ子供は果たして気づくか?

    大きなおさかなの帽子をぬすんだ小魚のお話”ちがうねん”と合わせて、絵と大阪弁の軽妙さと、ちょっとだけ怖いお話のアンバランスが妙な感じの絵本でした。

    • nejidonさん
      8minaさん、こんにちは♪
      ちょっととぼけてて面白い本ですよね。
      学童向けのお話会でよく使います。
      メインではなくて、サブですが。
      ...
      8minaさん、こんにちは♪
      ちょっととぼけてて面白い本ですよね。
      学童向けのお話会でよく使います。
      メインではなくて、サブですが。
      ただ、私のような「関東者」が読んでも味が出なくて残念です。
      なので、いつも西の出身の方に読んでもらいます。
      最後の部分は、子どもたちはちゃんと理解できるようですよ。
      2014/05/21
    • 8minaさん
      nejidonさん、こんにちは。
      おお、子供たちは気づいているのですね。
      ちなみに「ちがうねん」は「ちゃうねん」かと、私も関東者ですけど...
      nejidonさん、こんにちは。
      おお、子供たちは気づいているのですね。
      ちなみに「ちがうねん」は「ちゃうねん」かと、私も関東者ですけど。
      2014/05/24
  • 先に「ちがうねん」を読んで面白かったので。
    今回もキュートな絵とぴったり会う関西弁、シュールな展開。

  • 読めば読むほど怖い気がする…

  • 可愛らしい絵と関西弁の面白さに騙されてはいけない…!恐怖っ((((;゚Д゚)))))))

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著者プロフィール

カナダ・オンタリオ州ナイアガラフォール生まれ。米国・ロサンゼルス在住。『どこいったん(I WANT MY HAT BACK)』は、2011年ニューヨーク・タイムズベストセラー、ドクター・スース賞オナー賞などを受賞。第二作『ちがうねん(THIS IS NOT MY HAT)』は2013年コールデコット賞(米国)、2014年ケイト・グリーナウェイ賞(英国)をダブル受賞し、絵本史上初の快挙を成し遂げた。『みつけてん(WE FOUND A HAT)』は、米国の書評誌「パブリッシャーズ・ウィークリー」で2016年の「ベスト・チルドレンズ・ブックス」に選ばれている。
以上の3冊からなる「ぼうし」シリーズが代表作。ほかに、児童書作家マック・バーネットの文に絵をつけた作品に「かたち」シリーズなどがある。

「2021年 『そらから おちてきてん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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