- Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861012211
作品紹介・あらすじ
森に、せかせかビーバーさんがいました。いそがしくて、いっつもせかせか。森のなかまたちにめいわくをかけてもせかせかビーバーさんはきがつきません。いそがしすぎてかんがえるじかんもないからです。ところがある日…。せかせかビーバーさんがどのようにして「せかせか」から「ゆったり」になれたのか。カナダの大自然のなか、「ハグくまさん」、「うまれかわったヘラジカさん」につづいて、3冊目はビーバーさんが主役。ハグくまさんやヘラジカさんも登場します。
感想・レビュー・書評
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〝森に暮らす「せかせかビーバーさん」は、いつも忙しくて森の仲間たちに迷惑をかけてばかりいました。ところがある日、自分の不注意から大ケガをしてしまいます。...病院のベッドに縛られながら、これまでの自分を大反省します。 仲間たちに許してもらおうと、退院して一生懸命働くことに...〟カナダの大自然に生きる「ハグくまさん」、「うまれかわったヘラジカさん」ら森の仲間たちに囲まれ、せかせかビーバ-さんが、どのようににして「せかせか」から「ゆったり」に変われたのか...愉快に教えてくれる大人の絵本です。
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せかせかビーバーさん、せっかちな性格ゆえにあまりにも、周りに迷惑かけてたことに気がついてなかった。ただ一つの失敗をきっかけに、周りを見てしっかりと償えるところが良い。絵も親しみやすい絵本だと思う。
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やらかした後どう行動するかが大事
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森の木をかじって、かじって仲間たちに迷惑ばかりをかけるせかせかビーバーさん。1秒たりともじっとしていられないビーバーさんは、まわりの仲間たちのことなんて気にもしません。
ある日、ビーバーさんは、かじって切り倒した木の下敷きになって大怪我をして入院をします。そんな時に自分が周りのみんなに迷惑をたくさんかけていたことに気付きます。そこから、森を元通りにしたり、仲間に謝ったり、自分の過ちと真摯に向き合います。
ビーバーさんのように、自分のしていることに人はなかなか意識を向けられません。私は、この作品を読んで、家族にしっかり自分の思いを伝えることにしました。 -
6分
2018年度 1月 2-2
先生の反応が良かった一冊 -
2016年1月読了。。。1回目
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森に、せかせかせかせかとかじったり、泳いだり、ダムをつくったりと、1秒でさえじっとしていることがないビーバーさんがいました。
森には、木を頭に落とされ、けがをしたり、足を木と間違われて、かじられたり、木の上の家をなくしてしまったりした友達がいて、ビーバーさんの周りでは、いつも問題ばかり起きていました。
ある日、そんなビーバーさんは、自分で倒した木で大ケガをしてしまいます。
全く動けなくなってしまったビーバーさんは、入院中にようやく森の現状に気がつきます。
そのあと、ビーバーさんのとった行動とは。
仕事や趣味など、時間に追われて、せかせかと過ごしてしまいがちな現代、もっと周りをみて、やるべきこと、大切にするべきことを見つめ直す必要があるのでは、と、考えさせられる一冊でした。 -
ハグくまさん、ヘラジカさん、ビーバーさんはお友達。どれも、可愛くて優しい。こういう、常に何かしてる人っているよね。
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とぼけたお顔のビーバーくんがかわいらしい。
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なにも考えずにせかせかと行動して周りに迷惑かけまくりのビーバーさん
せかせか動きすぎた結果大怪我をおって入院
それを気に自分の行動を省みるように‥
すこし冷静に周りを見渡すって大事!