マンマルさん

  • クレヨンハウス
3.74
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本棚登録 : 393
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (45ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861013683

作品紹介・あらすじ

サンカクさん、シカクさん、マンマルさんの3人は「かくれんぼ」をして遊ぶことに。
ところがサンカクさんが決めたルールをやぶって、真っ黒な滝の後ろに隠れてしまいます。
探しにいったマンマルさんが見つけたのは……。

ちょっぴりこわくて、おもしろい、「かたち」シリーズの完結編です。

感想・レビュー・書評

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  • マック・バーネットとジョン・クラッセンの大好きなコンビ。
    今回はマンマルさんが主人公(といってもちょっと曖昧なのだけど)。

    マンマルさんとシカクさんとサンカクさんがかくれぼをしている。マンマルさんはまっくらな滝の裏には隠れないように念を押すのだが、サンカクさんは滝のほうへ行ってしまう……とシカクさんがマンマルさんにバラす。
    そこでマンマルさんは単身、サンカクさんを探しにいく。

    中は本当に真っ暗闇。しばらく行くとマンマルさんは、2つの目に出くわす。マンマルさんはそれをてっきりサンカクさんのものと思ったのだったが……

    何かひと事件起きそうな展開だけど、これといって起きないところがこの本の、この作者たちの良いところ。けれども、私たちを否応にも思考にいざなう。

    私がもっとも好きだった表現は「滝」と水飛沫。これが何ともいえない良い色で、こんな言い方は語弊があるかもしれないが、無駄に美しいのだ笑 そこが最高。

  • やんちゃなサンカクさん、生真面目なシカクさんに、率直にものを言うマンマルさん。おもろいトリオですね。滝の裏の真っ暗闇の中にいた何者かを、敢えて明るみに出さない落ちですが、正体が分かる続編が出ればいいのになぁ。

  • ボストングローブ・ホーンブック賞受賞作家、マック・バーネットのお話に、「どこいったん?」などの「ぼうし」シリーズのジョン・クラッセンの絵と長谷川義史さんの大阪弁による絵本。角が丸くて優しいカバー。
    ぼうしシリーズと比べるとページも多く、文章も長め。可愛い絵に軽快な大阪弁がとてもあってて楽しい。
    マンマルさん、サンカクさん、シカクさんの個性も立っているし繰り広げられるやり取りもうんうん、わかる。そして想像力をかき立てられるラスト。
    続きがあるなら絶対に読みたい。

  • 謎と恐怖?が残される

  •  マンマルさん、サンカクさん、シカクさんの3人でかくれんぼ。滝の後ろは隠れたらアカン言うてるのに、サンカクさん隠れよった。しゃあない、探しに行くわ……。


     図書館本。
     いきなりジト目の謎物体が現れ、笑ってしまった。
     丸、三角、四角の図形が登場人物(?)なので、目で語るクラッセンの画風が真価を発揮する。
     滝の後ろに入ってからは一面真っ黒で、目だけが見えている状態。これで手抜きと言われないのはクラッセンならでは???

     違う作者が文章担当なのに、「どこいったん」みたいなノリ。(どちらかというと「そらから おちてきてん」が近いかな)

     幼児向けということだからか、表紙がどえらく分厚い。こういうの、あるとは聞いてたけど初めて見たわ~。

  • あれはだれだったんだろうか?( ˘ω˘ )

  • 目を開けたら四角さん立ってたり、三角さん滝の裏結局行っちゃったり、愉快な感じで読み進めたけど、、え、結局ダレだったの?
    謎が残ったまま終わったけど、それを楽しむものだったの?ちょっと困惑。
    関西弁は大人が読み聞かせるなら楽しい感じで読めるけど、子どもには読み辛く言葉の意味をわかってなさそうでした。

  • 少し長めの絵本で聴けるかなぁと心配していたけど、意外と真剣にじっくり見ていた。なにがこどもをひきつけたのか。さんかくさんとしかくさんも読んでみたい。

  • 息子6歳10ヵ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。


    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り)
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他

    暗闇でひかる謎の「目」が怖くて、読みたくないと言っていました。
    最近「怖い〜」とよくいうなあ。

  • ああ〜〜〜〜〜絵が可愛い!面白い!!
    シカクさんたちのおはなしも気になる……

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著者プロフィール

アメリカ生まれの絵本作家。ポモナ・カレッジ卒業後、ジョン・クラッセンとのコンビで発表した『アナベルとふしぎなけいと』でボストン・グローブ・ホーンブック賞を受賞。同作と『サムとデイブ、あなをほる』でコールデコット賞オナーブックに二度選ばれている。ほかに『サンカクさん』『シカクさん』など。

「2019年 『めを とじて みえるのは』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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