インクルーシブセラピー: 敬意に満ちた態度でクライエントの抵抗を解消する26の方法
- 二瓶社 (2007年10月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861080432
感想・レビュー・書評
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解決構成は、ともすれば解決強制にもなりうる。ポジティブ思考は、見かけだけをピカピカにして中身はそのままだとすれば、無力である。その中からインクルーシブ思考をクライエントに提示することを提案する。インクルーシブ思考とは、(1)そうする許可と同時にそうしない許可を与える、(2)一見正反対で矛盾するものが共存する可能性、(3)そう話すときに正反対の可能性も考慮することだ。そして最後に、スピリチュアリティ。
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解決志向を学んでいて疑問に感じていたことに対する一つの答えかもしれない。シンプルでいて複雑な方法。本の中で紹介されていたスコット・フィッツジェラルドの「すばらしい知能とは、2つの正反対の考えを同時に心に抱くが、それでもうまくやれる能力である。」というのが心に残る。陰と陽を包括して、一つの理論に固執せずに柔軟であることが大切だと思う。(そうでない時を除いて!)
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