小説家としての生き方 100箇条

  • サンクチュアリ出版
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784861133893

感想・レビュー・書評

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  • 吉本ばななさんが「小説家としての生き方」の100箇条を書かれた本なので、小説家でない私にはまるで関係のない部分も多いと思いましたが自分にとって有益だと思われる部分だけを以下にメモします。

    吉本ばななさんはデビュー当時からブクログ登録前まではまるで信者のように出る作品を追いかけて拝読していましたが、最近はあまり読んでいない作家さんです。



    001 人の言葉で書かない。自分の体から出た言葉だけを書く。
    004 時代をよく見る。変な服を着てもいいが自分にとってダサイ服は着ない私の場合のそれは、会社員的な服やマダム的な服であるが、そこは人それぞれの好みであろう。
    005 あたりまえとされていること全部をいったん疑ってかかること。
    016 「違うこと」をしないこと。
    体と自然がそれは違うことなのかどうか、いつも必ず教えてくれる。
    017 つまらない怪我をしない。そういうのに時間を取られないように用心深く動く。
    027 誰も空を見てなくても、ひとり見上げよう今、月がどのくらいの月齢なのか、せめて知っている。
    029 少しでも「これは魂が死ぬな」と思ったら、全て止める。
    044 すごく大事な事。転んでもタダでは起きないこと。
    049 変わった人、刺激をくれる人、目から鱗が落ちるようなことを言う人に、いつも出会えるようにしておく。
    050 考えるより動くこと。なんとなく光っているほうへ。計算したら文章が腐る。

    • アールグレイさん
      お料理は楽をさせてもらいましょ。
      )^o^(
      家は生協の、ピーマンの肉詰め、餃子、ハムステーキ、レンチンでOKのれんこんのはさみ揚げ、エビカ...
      お料理は楽をさせてもらいましょ。
      )^o^(
      家は生協の、ピーマンの肉詰め、餃子、ハムステーキ、レンチンでOKのれんこんのはさみ揚げ、エビカツは我が家の定番メニューです。明後日はかぼちゃ
      2023/07/11
    • アールグレイさん
      途中で切れた!
      かぼちゃと枝豆が来ます。楽しみ~
      冷や奴いいですねぇ、今度食べようっと、ヒントをありがとう!
      (^-^)/~~
      途中で切れた!
      かぼちゃと枝豆が来ます。楽しみ~
      冷や奴いいですねぇ、今度食べようっと、ヒントをありがとう!
      (^-^)/~~
      2023/07/11
    • まことさん
      アールグレイさん♪

      私は生協さんでは、豚の味噌焼きが好きです。
      今日は3分クッキングでみた、油揚げとネギを卵でとじるだけの、超簡単メニュー...
      アールグレイさん♪

      私は生協さんでは、豚の味噌焼きが好きです。
      今日は3分クッキングでみた、油揚げとネギを卵でとじるだけの、超簡単メニュー、「衣笠丼」と「きゅうり汁」あと、なすの浅漬けにしました。超簡単なので、全部作っても、20分くらいです。
      来月、レビューで紹介します。
      2023/07/11
  • 吉本ばななさんらしい、あっさりとした文章。「小説家としての」はなくてもよかったのでは?こめられた気持ちはきっとすごい。

  • 一流小説家 吉本ばななが綴る「生きる流儀」とは?【小説家としての生き方 100箇条】|株式会社NORTH VILLAGEのプレスリリース
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000047923.html

    サンクチュアリ出版・本を読まない人のための出版社
    https://www.sanctuarybooks.jp/

    自伝中心の出版社NORTH VILLAGE(ノースビレッジ)
    https://northvillage.asia/#publication

  • ひさしぶりに吉本ばななさんの言葉をストレートに受けた。これは、小説家である前に、人としての生き方に通じる。

    吉本ばなな愛を語らせたら、たぶん一晩では終わらないし、沈黙が多いと思う(おい)

    思想家の吉本隆明を父に持ち、考えることをとにかく教え込まれて育ってきているばななさん。

    生きること、人とのつながり、人に出す自分、人から見られる自分。考えて、考えて、考え抜いて今がある。

    何かを考える時。決断したい時。納得いくまで、吐くまで考えようよ。自分でもそう思うし、友達にもそうアドバイスする。吐くまで考えようよ。そうして考えて出した決断は、間違いがない。

    「キッチン」「TSUGUNI」が出てきて「悲しい予感」「白河夜船」「ハゴロモ」「海のふた」「マリカのソファー/バリ島夢日記」「N・P」なんかで一気に引き込まれて。webサイトに日記を書いていらして、それにもとても勇気づけられた。

    経験、考え、これから。その今の時点の集大成だと思う。私が伴走してもらったばななさんの要素が凝縮されている。

    何かに迷ってしまう人
    優しすぎて決められない人
    何を判断基準にしていいかわからない人
    そんな人に読んでもらいたい
    自信を持ってお勧めできる本だ。

  • シンプルに生きることは難しい。だからこそ 自分を信じ好きでいなくちゃいけない。「媚びない。自分の生き方だけを 強く信じる」この一文に 「そうだ!」と拍手しました。

  • ここに、よしもとばななさんが作品に込める全てがある。と、思う。

  • ちょっと厳しいなと思うところや
    学校が洗脳と言い切ってしまうところなど
    共感できないところももちろんある。
    第六感は信じる方の自分でも、スピリチュアルだなぁと思ってしまうところもあった。
    しかし基本的にはそうだよなと思いながら読んだ。

    特に共感したのは以下。

    男は一心に集中できる。女は全体を見ることができる。
    男の人に子供を見ててと預けると本当にただ見てるだけ
    特徴には性差がある。

    やりたいことがあったとして、忙しいから時間がないのではなくて。優先順位を上げれば、時間は確保できる。時間があるなしの問題じゃない。

    自分の書いたものに、私はあまり向き合いたくない。
    そのときの自分自身だから、もう過去になっている。

    忙しいを言い訳にする人は腹が立つし
    時間は平等に24時間なので、優先順位を変えるしかないのは本当にその通り。
    多くの読者が持っている印象だそうだが、ばななさんの小説、私は復活の印象は無いのでそこは意外に思った。

  • ばななさんの書く小説は好きだけど、一人の人間として接するには好き嫌いが真っ二つに分かれる方なんだろうなと思う。共感できる所も全く共感できない所もあったけど、8歳くらいで自分の持ち味を発見したことがすごい。

  • ー深い眠りを得るには、気付かないうちに寝落ちするくらいギリギリまで何かを夢中でやるのがいい。

    昨夜の私にとって、本作が“何か”だった。

    ずっとマイノリティだったけど、私も観光に全く興味が持てない。嫌悪感すら感じる。なぜか怖い。
    ばななさんと同じように、見知らぬ土地に行ったらそこのスーパーとかカフェに行って、のんびり日常に入る方がよっぽど好きだ。その町を知る一番の方法だと思っている。この箇所が1番心に響いた。

    そして、子供を育てるプロジェクトはほんとに私の人生でも最大のイベント。見返りなんていらない、こんなに健康的で大きな事柄が他にあるだろうか??

    自分が大切にできないものを、人は大切に思うだろうか?
    可愛くないと思えたら、可愛くなる工夫をしよう。

    何をしたいかわからない、
    子どもがもしそう言ったら、
    休むか、
    留学するか、
    旅行に行きなさい。
    なるほど。

    伊佐坂先生は、刑事ものに1票!笑笑

  • ごめんなさい、わたしには響かなかったです…

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著者プロフィール

1964年、東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)、2022年『ミトンとふびん』で第58回谷崎潤一郎賞を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞<Under35>、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞を受賞している。近著に『吹上奇譚 第四話 ミモザ』がある。noteにて配信中のメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」をまとめた文庫本も発売中。

「2023年 『はーばーらいと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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