みつばち高校生 富士見高校養蜂部物語

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  • サンクチュアリ出版
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レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861133916

感想・レビュー・書評

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  • 蜜蜂群症候群と呼ばれる現象。昨日までいた巣にいた何千と言うミツバチが、たった一晩で忽然と姿を消してしまうと言う不思議な出来事が世界各地で報告されているのです。原因は資源不足、ダニ、病気など、諸説ありますがはっきりとした答えはわかっていません すべての生命に敬意を払って接する時、自分1人では得られない莫大な知性に触れられる。これこそが異種間コミュニケーション 雄蜂はと言うと、女王と交尾した個体は生殖器ごとえぐりとられて、その場で命尽きて死んでしまいます。交尾できなかったオスは巣に戻っても厄介実物扱いされ、秋には群を追い出され飢えて死んでしまいます

  • 長野県の高校に通う生徒たちが養蜂部を立ち上げ、活動していく記録。興味のある分野をフィールドワークで学んでいく、農業高校特有の学生生活が楽しそう。農業クラブ大会に向けての練習とかも「こんな感じなんだろうな」と想像していたとおり。こういう生徒と学んでいけたら教師も充実して仕事できるよなーなどと色々思った。

  • 養蜂を部活として奮闘する高校生たちのノンフィクション。一筋縄ではいかない蜜蜂の生態に、養蜂部員たちは四苦八苦するが、地域の人の協力を得ながら、なんとか部として形になっていく。養蜂のみならず、地域活性化も視野に入れた部員たちの活動は、やがて全国でも大きく評価されるようになる。

  • 中高生にぜひ読んでいただきたい一冊。

    もちろん、大人にもおすすめしたい。

  • 日本一標高の高い967mに立地する長野県立富士見高校・園芸科に2008年に入学した竹前千春さんが2年の夏休み後に北原先生と作り上げた~進学校にも入れる実力を持ち,父親に反対されながら普通科2クラスと園芸科1クラスの小規模高校・長野県立富士見高校に入学した千春は,農家の嫁になるという夢以外の将来の進路に悩み,北原先生のフィールドワークに付き合って車で走り回ると,年寄りが脚立に上って木の枝に手を伸ばす姿に不思議に思い,何をしているか訊くと,分蜂だと教えられて驚く。2年の夏休みの就業体験で蓼科養蜂で5日間過ごし,日本ミツバチを飼おうと決意し養蜂部を2010年2月に立ち上げ,二代目部長となる小海君をスカウトする。巣箱を作っても蜂は訪れず,分けて貰った蜂も元の農家に帰ってしまい,蜂は野生であることを認識し,逃去を避けるため2km離して慣らし飼いで漸く入手する。周囲の反対をかわすため,蜂の着ぐるみを着て,子ども向けにハチさん劇場を展開し,ミツバチの気持ちになることを憶える。安全なハチミツを得るため,自然栽培の花を育て始め,百花蜜を採取できた。農業クラブで発表し,千春は信州大学農学部のAO入試で合格した。2代目部長となった小海君は,農業クラブのプロジェクト発表で全国最優秀賞を取るという目標を掲げ,県大会と北信越地区で最優秀賞を獲得,長崎での全国大会ではベスト4に入った。3代目部長・沙雪は表参道で一日限定のレストランを開いたり,地元長野で行われた全国農業クラブ発表大会で最優秀賞と文部科学大臣賞をダブル受賞した~先生が転勤してしまったり,生徒達が真面目にインタビューに答えてくれなかったり,取材は大変だったらしい。この彼女はちはやふる1,2のシナリオを書いた人で,法政大出身の元・海外ツアコン

  • 3.5

  • 部活に夢中になる高校生の話、が私は好きなんだと思う。ぜひ、朝ドラで見たいなと思った。時間の流れとともに主人公が、2か月くらいで交代する、あまちゃんでナレーションが3人変わったように。千春さんの代、男子3人の代、沙雪さんの代、で。でもあとがきで、作者が「脚本家という仕事柄、話を面白くするために文章を飾ってしまい、結果として事実を捻じ曲げてしまうのではないか」と躊躇し続けて書いたことに、思い付きでドラマで見たい、なんて思ってちょっと浅はかだったなと反省した。ちゃんと高校生たちに寄り添って書かれた本だったんだと、作者のまっすぐな思いが良く分かった。
    高校って、一生懸命受験勉強をして入学しても、始まってみると何もしないでも劇的に変わるんじゃなくて、自分で動かなくちゃ何も変わらない。授業受けて家に帰るだけで過ぎていいのかな、でも何をやればいいのか分からない、どうしよう…そんな気持ちはよく分かった。夢中になれること、かわいいミツバチさん、同じ目標を持って過ごせる仲間に出会えて、よかったなと思った。
    一番好きなところは、3人の男子が先生に贈った表彰状の話。実物の写真もとてもよかった。先生の言葉にも泣いてしまった。
    なじみのある地名や方言が出てきて、なつかしくなりながら読んだ。
    最後に出てきた、ニホンミツバチが盗まれてしまっているということ、それだけが悔しい。大人が高校生を邪魔しちゃいけない。許せないことだ。

  • 何をしたいのかよくわからない高校生たちが、日本ミツバチのことを知るようになり、部活動として、養蜂を通して地域との密着、コンテストへの出場などを通して、自分を、自分のやりたいことを見つけていく話。ちょっと考えると養蜂なんて、蜂に刺される危険があるし(現にたくさん刺されている)、部活動として認められない気がするが、そこが、ここに登場する先生の力なのだと思う。

  • YO!HO!
    写真の養蜂部の生徒さんたちの笑顔の素敵なこと。
    ミツバチさん盗んだん誰じゃいいいいい。

  • 実在の高校のクラブ活動を追ったノンフィクション。とはいっても描き方はソフトタッチで、エピソードの積み重ねで進んでいく。もっと「みつばち」について書いてあるのかと思っていたけど(さいきんちょっと養蜂に興味があるので)、「高校生」のほうが主眼だった。やや薄味かなあ。

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