バカの国 ~国民がバカだと国家もバカになる~

著者 :
  • アイバス出版
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本棚登録 : 89
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861134982

感想・レビュー・書評

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  • 知ってる人は知っている『KAZUYA CHANNEL』
    感心をもってらうための入り口として、YouTubeで2分程度の動画を配信しておられる。
    その様子は本にもなっていて、『日本一わかりやすい保守の本-KAZUYA CHANNEL』というのが、2013/10/18に出版されている。

    いいペースで本が出てる!

    今回の本は、動画配信そのままではなくて、明治以降の日本国民が土曜な教育を受けてきたのかを体験させてくれるような書。

    タイトルにある「バカの国」は逆説的なものだ。

    日本人ひとりひとりがどのように考え実践してくかを示唆してくれる良書。

    最終章においては、実践について言及しておられる。
    ”知っている”だけでは何も変わらない、ご自身の体験をもとに、一歩を踏み出すための後押しをしてくれる内容となっている。

    ----------------
    【内容(「BOOK」データベースより)】
    バカな人にはならない!バカな国にはしたくない!!私たち日本人には考える力があり、誠実な心があり、そして素晴らしい歴史がある!!!
    ———————
    【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
    KAZUYA
    京本和也。Youtuber。1988年北海道生まれ。2012年末より動画共有サイトYouTube・ニコニコ動画に『KAZUYA CHANNEL』を開設
    ----------------
    【目次】
    はじめに
    第1章 国民の質が政治の質
    第2章 日本で日本の国歌を隠す謎
    第3章 やっぱり基本は教育勅語
    第4章 俺がスーパーファミコンに夢中だった頃、戦前の小学生は人生を学んでいた
    第5章 俺がアニメに夢中だった頃、戦前の小学生は国を学んでいた
    第6章 知っていても実践しなければ意味が無い
    あとがき
    ————————

  •  
    ── KAZUYA《バカの国“国民がバカだと国家もバカになる”20140305 アイバス出版》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4861134986
     
     KAZUYA(カズヤ)  評論 19880302 帯広 /YouTuber [O] 籍=?
    https://www.youtube.com/user/kazuyahkd
     
    ── 養老 孟司《バカの壁 20030420 新潮新書》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4106100037
     
     Yourou, Takeshi 解剖学 19371111 鎌倉 /東京大学名誉教授
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%CD%DC%CF%B7+%CC%D2%BB%CA
     
    https://www.youtube.com/watch?v=5fPH4dEq6_4&feature=emb_rel_end
    【DHC】百田 尚樹×KAZUYA×居島 一平【虎ノ門ニュース】
    https://twilog.org/awalibrary/search?word=%E3%83%90%E3%82%AB%E3%81%AE&ao=a
     
    (20200414)
     

  • ボリュームも多くて読みやすかった。
    あまり目にする機会がない修身などの本願寺読めたのは貴重だった。
    しかしめっちゃ内容濃すぎる。今の小学生の内容と全然違うのでは?

  • 【由来】
    ・図書館を斬る

    【期待したもの】
    ・まぁ、このてのものも、批判的読書の踏み台として読んでみようかと。しかもamazonで、妙に高評価。

    【要約】


    【ノート】


    【目次】

  • このKAZUYA氏はまだ若いのに本当に歴史をよく勉強していると思う。氏のYouTube動画はよく見るが、本当に為になり、若い人の政治へ感心を向けるという事に一役買っているのは間違いないと思う。

    ・福沢諭吉の「学問のすすめ」の中に「バカな国民の上にはバカな政府が出来る。良民の上には良い政府が出来る。」という一節がある。サミュエル・マイルズの「自助論」にも同等の意味の文があるとの事だが、これは的を射ている事実だと思う。企業などでもそうだが、社員、部下が賢いと社長や上司もより賢くなければ企業は衰退する一方だし、政治家であっても、国民が無知でなく目を光らせていればそうそう悪い事もやりにくいという事。

    後半は戦前の教科書である「修身」の内容説明。ここは特にいらなかったかなという事で星3。

  • ネット動画を中心に政治的な話題で人気になったKAZUYAさんの書く本は、すごくわかりやすく書かれていて、今回も戦前に学校で教えられていた『修身』という教科(今で言う道徳みたいなもの)について理解が深まった。

    戦後、GHQの支配のもと、日本を弱体化させるために、日本のありとあらゆるものが変えられた。そのいくつかは、日本の教育関係者などの公職を調査し、除外し、占領政策に意を唱えるものを排除、追放、国家神道に関する行事や伝統を禁止し、日本史、地理、修身の授業を停止だった。

    新聞、ラジオ、テレビや教育での日本国民を洗脳した結果、立派な自虐史観を植えつけることに成功し、日本は多くのものを失った。

    GHQの占領政策が終了してからも、洗脳は解けず、いまだに一方的に流される情報を鵜呑みにする『バカ』がたくさんいる。
    なにか意図があるような情報を真に受け、裏付けをとったり、自分から多方面を知ろうとしない。
    そんな国民が増えると、国力は衰退し『バカ』になってしまう。
    国民がもっと政治や歴史に興味をもって、生まれ、生活し、死んでいくであろう祖国に関わり、日本が強くしなやかな国になるように国民の知識や力を蓄えていかないといけない。

    本著で紹介された『教育勅語』や『修身』は、決して軍国主義的なものではなく、現代に取り入れても全くおかしくないような内容だった。
    国定教科書第5期の『修身』については、当時祖国一丸となって戦意高揚を目的とする記述もああるけど、それは時代背景を考えれば仕方ないことかなと思った。

    本文中に『教育勅語』の12の徳目が紹介されている。親に孝行することや、夫婦は仲良くすること、勉学に励むこと、人格を向上させることなど、実に普遍的な徳目ばかりだった。その『教育勅語』の考えを逆転させた『逆教育勅語』というものを憲政史家の倉山満先生が提唱しているが、内容を見てみると、なんだこれ(笑)と思うような内容になるけど、戦後民主主義の成れの果て、現代を表現した記述のように感じられて、寒気がした。

    また、多くのページを使って、戦前に小学生の教科書に載っていた『修身』を説明してある。
    低学年では、挨拶の励行や年配者を敬うことなど日常的なことが教えられ、高学年になるにつれて日本人はもちろん、海外の偉人を紹介したものが多く、どこに偏っているとかいう感じも全くなかった。

    神武天皇が即位されて2675年、少なく見積もってもこれだけ長い歴史のある日本の伝統や国家観を取り戻し、極端になりすぎない感性を磨いて、天皇家や神道、戦争や歩んだ歴史を振り返ることで、自分たちの大切にするべきものを知り、国力を増していこうと思った。

  • KAZUYAさんは友人から教えてもらって動画を見始めた。
    ブログも更新されたら目を通すようにしている。

    KAZUYAさんは、若い人が若い人に向けて、顔を出して
    若い人にわかりやすい言葉やネタを入れて動画で政治的なことをかなり突っ込んだ内容まで話している
    というのが、インパクトがあって面白いと思う。

    動画はネタも豊富で、KAZUYAさんの口調なども相俟って
    短く簡潔でわかりやすいのだが、それに比べると
    本になってしまうとその良さが大分薄まってしまう印象だった。
    正直に言えばちょっとがっかりというか、期待した内容ではなかった。
    タイトルは挑発的だし、章タイトルは面白いのだが、本文は小気味良いというよりは簡単に淡々と事実を述べている印象。

    ネット上のレビューを見ても、内容自体は別に、という意見が結構あったように思う。
    ただ、「ネトウヨw」として評価を下げているレビューについては、内容を読んでいなくて兎に角否定したいのだな、と思った。

    レビューでも指摘されていたが、確かに誤字脱字の多さが気になる。
    如何にもパソコンで原稿を作っていてタイプミスといった感じで
    出版社から出ていて校正者が入っている本とはちょっと思えないミスが目立つ。

    内容自体は至極真っ当なことを、非常に平易な言葉で書いてあり、
    全く知識がない人にはわかりやすい内容になっていると思う。

    逆教育勅語というのは初めて聞いた。
    逆にしてみれば如何に教育勅語が優れた当り前のことを言っているかがわかるし
    確かに、この逆教育勅語、まるで現代のことのようだ。
    言われてみると非常に空恐ろしくなった。
    こんなに非常識なことが現代に実現してしまっている。

    確かに政教分離の観点で言えば首相の参拝は違憲なのだが
    ならば式年遷移で伊勢神宮に行くことや、お盆休み
    墓参り、正月など日本文化に関わること全てが問題視されて然るべきだし
    そうした厳密な意味での政教分離は不可能だと思う。

    また、グローバル化が叫ばれて久しいが
    国際人である前にまず日本人である必要がある
    というのは完全同意である。
    個人的には幼稚園などから英語を教えるよりも
    まずきちんと日本語と日本の歴史を教えるべきだと思っている。

    無機質で自虐的な歴史の勉強
    という言葉にも頷けるものがあった。
    先生によって本当に変わってしまうが、教科書だけでは
    歴史に興味を持つことは出来ないし、特に近代の歴史は本当に正しい事実を知ることは出来ないだろう。
    自分の中高の歴史の先生は、授業から脱線して
    人物の人となりなどエピソードを多く話してくれた。
    そうした話を聞くことで、歴史がただの教科ではなく、
    実際にこの国を作ってきた人々の話で自分の今いるところに繋がっているのだ、と身近に感じることは出来なかったと思う。

    君が代も、天皇賛美というよりは日本の歴史であり
    それを讃えているだけだ。
    日本の文化や歴史を考えれば、天皇の存在も切り離すことは出来まい。
    私は否定的に一応、という感じでさらっと音楽の授業で習った程度で、
    色々問題がある、暗いイメージの歌、という印象が幼少時に植え付けられてしまったが
    他の国の国歌を調べてみると本当に戦いの歌ばかりだ。
    歌詞が結構エグいものも多い。
    それに比べると君が代は非常に平和的な歌だと確かに思う。

  • 歴史の勉強をする基礎の基礎にはなる。

  • 中学生の頃から学力が止まってる自分。

    歴史とかって全然興味なかったけど、カズヤさんのお陰で興味を持つことが出来た。

    動画から入って本を2冊出版してるのを知ったので即効2冊注文。

    楽しく読むことが出来ました。


    政治とか歴史って堅いイメージだから入りにくかったけど、こうゆう切り口で展開するのって惹きつけられるんだなって勉強になった。

    応用していきたい。


    フランクリンの自伝と、中庸と言う言葉が印象的。
    フランクリンの自伝を部屋に飾ろかな。

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