コンセプトライフ (sanctuary books)
- サンクチュアリパプリッシング (2009年4月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861139314
作品紹介・あらすじ
ほんとは、もっと、仕事って、楽しい!退屈な仕事をワクワクする仕事に変える物語。JOMO、日本交通、ルミネ、センチュリー21、ロッテリアを手がけた柴田陽子のコンセプト発想術。
感想・レビュー・書評
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ん〜〜微妙!日記っぽい感じで読みやすいけど、仕事に活かせるほどの術は得られなかったかも。
がむしゃらに誠意を尽くした仕事の話より、留学先で大変な状況なのに元気に挨拶してテスト終わったら焼肉行こう!って発想ができる女の子の話の方がグッときた。
同じ女性で荒っぽくて文体とか親近感はあるけどもうちょっと論理的に手がけた仕事の話してほしかった感。
女子なんだし朝から晩まで会社に篭って働くんじゃなく好きな服着て好きな時に仕事したいから独立した話はめちゃ共感した、女子の無駄遣いほどもったいないものないよねw詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
筆者の人生とビジネス指南が折り合わさった自己啓発本かと思ったら(出版社のテイスト的にそういうイメージを抱きやすいかも)、マーケティングと経営戦略がメインで気持ち生き方とビジネスパーソンとしての在り方が書かれている(その気持ち部分も印象深い)。
コンセプトライフという著書通り、留学時代の日本食レストランでのアルバイト、社会人になってのレストラン立ち上げ・化粧品店舗立ち上げ、独立しての日本交通のマナー作り・自社の会社経営、それぞれのフェーズにおいて、コンセプトという概念を軸にエピソードが紹介されていく。
印象的だったのが、コアターゲットの描き方。25歳〜40歳位の女性でという抽象的な話ではなく、1人のターゲットをありありと描き、そこで具体的にどう利用されているかという物語が活き活きと語られていたこと。物語としてのイメージ=コンセプト、になり、そのコンセプトがあるから一つ一つのコミュニケーションに一貫した意味が生まれ、ブランドが形作られていくということ。
マーケティングにおいてコンセプトを定義付けるところから思考していたタイミングだったため、非常に参考になった。 -
18.9.12
NHK プロフェッショナル出演 -
今をときめく、コンセプトプランナーの柴田陽子氏。これまでの業績を振り返る内容だが、文調があたかも中学生の日記のようなのが鼻につく。シュウウエムラのネイルサロン、レインボーロールスシ、際コーポレーション、JOMO、日の丸タクシーの黒タク等、多くの著名なプロジェクトを手掛けて来たということが解るが、やはりというべきか本質はあまり語られていない。そりゃそうです、商売の秘密ですから。
ただ、収穫はもあった。
ブランドデザインにおいて主流であるデザインアプローチに加え、サービスアプローチの側面も忘れてはならないということ。
レインボーロールスシの章で、リアル客80%を呼び込むためにイメージ客20%が必要であること。
また、OLさんの実情に会わせてコミュニケーションをし、「日本のOL事情に会わせてつくりました」としても「あら、私にピッタリ」とはならず、キャメロンディアスが着ていた方が、「私もほしい」となるということ。解りやすい例えである。 -
働きがい
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うーん。あんまり難しく考えないほうがいいのかなと。自分のアンテナに従って生きるってことかな。うーん。
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2011/
2014/7/18 -
星四つ
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2013/06/26に紹介された本