GIRL(ガール) (Sanctuary books New comics)

制作 : ジュリアン タマキ  Mariko Tamaki  Jillian Tamaki  谷下 孝 
  • サンクチュアリパブリッシング
3.71
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本棚登録 : 66
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・マンガ (149ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861139345

感想・レビュー・書評

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  • カナダ出身の従姉妹同士で描かれたコミックである。誰一人として美少女が出てくるわけではない。それが故、16歳という思春期のピュアな残酷さが胸を刺す。主人公スキム自身も周りも問題だらけであり、最初は魔術の空想世界に逃げ込んでいる。しかし自然と成長してしまうことがありのままに描かれているので、思わずスキムに自分軸を重ねてしまう。それってストーリーに魅了されたってことだ。

  • 良くわからないけど、いつも読み終わると泣く。17才は最低だ!

  • 魔女に憧れる女子高生キムの息苦しい毎日を描いた漫画。
    10代の少女に訪れる苛立ちや友情の決裂。全編を通して黒い色調が目立ち、陰鬱でイケてなくてドラマチックでもないつまらない日常の連続で起きるささやかな心の変化が写実的過ぎて、読んでいるコチラにとっても息苦しい。
    作者が日系カナダ人であり、日本の漫画の心理描写とアメコミの技法が融合しているのが面白い。

  • マンガ版『ライ麦畑でつかまえて』という触れ込みだったので、ずっと興味がありました。
    この度、手に入れることができ、あっという間に読み終えました。
    アメリカの最も権威あるコミック賞であるイグナッツ賞、カナダのタグ・ライト賞のベストブック、ニューヨークタイムズで最も注目すべき本の一冊にに選ばれた作品です。

    Jillian Tamakiというカナダ生まれ・NY在住のイラストレーターと、Mariko Tamakiというカナダ在住の日系3世にして小説家・女優・劇作家が共作しています。
    このお二人は従姉妹関係にあたり、お互いの10代の思い出や体験を語り合いながらひとつの作品にしていったそうです。

    High SchoolにおけるTeeneigerの心の機微がこんなにも、切なく、リアルに描かれているなんて…!
    恋愛や友情・人の生死や思考というものに形を付与しようとして、思い通りにゴールに辿りつけず、感情のやりどころがなく、もがき続ける少女たちの痛々しい様子が胸を打ちます。
    少なからず、私にもこういう経験があった、と誰もが思うのではないでしょうか。

    学校という、特殊でごくごく小さなコミュニティーに属し、社会の切り取られた一部分しか見えていない彼女たちには、そこから抜け出したいというのと、属して役割を演じることで安心を得ていたいというアンビバレンスな感情があります。青くて苦々しい。

    そして、その場所で(ある限定的な価値観の下に)勝者となる者、敗者となる者の存在。
    主人公のキムは太っていることを皮肉って「SKIM(低脂肪)」と揶揄され、諦念を伴いながらも自分なりに透明な目で世界を見ている。

    カナダでも日本でも、世界は違えども、Teeneigerの悲しみや喜びは変わらないものなのかもしれないと感じました。
    本当におすすめです。

  • アメリカの腐女子の友情とほのかな恋。

  • 26歳も最低だ。

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