星の王子さま バンド・デシネ版 (Le Salon des livres)
- サンクチュアリ出版 (2011年5月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861139567
感想・レビュー・書評
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とても魅力的な絵だと思いました。
小説版では忘れがちな、王子様にとってのバラの存在がなんだったのか、
一遍を通して明確に描かれていて、すっきり通っている気がします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少しずつ読み進めるたびに、
うなずき、共感し、納得出来る台詞がたくさん。
そこに彩られる色彩と表情豊かなイラストレーション。
一見、ファンタスティックで感傷的な絵本なのかと思いきや、
現実世界で不透明になりがちな真理にバチッと斬りこんでいる。
コミックだけど、フランスでは大人向けとされているし、色彩豊かなイラストレーション作品としても楽しめる。 -
バンド・デシネ版の王子さま。素直で好奇心旺盛で傷つきやすい。そして表情豊か。
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王子さまの瞳が僕ぽいので買った。
本家よりおもしろいかも。 -
コミックですが大人向け。
ちょっと絵が怖いのが難かな。星の王子様のイメージは、そう変化ないような印象。
絵が好き嫌いに影響しそうなので、星4つ。 -
バンド・デシネとはフランスで言うコミックの事。
ただし日本の漫画とはかなり様子が違う。
王子様のイメージも絵柄も原作とは異なるので戸惑う方もいらっしゃるかも知れないが、私は読み進めるうち違和感は感じなくなった。
子供の頃日本語訳された原作を読んだが難解で内容が理解出来ず、大人になってからいつかまた読み返したいと思い続けていた。
難解なイメージから中々腰が上がらずにいたが、コミック版との事で今回迷わず購入した。
こんな話だったんだ、と言うのが最初の感想である。
こんな切ない話だったんだ、と言う。
サン=テグジュペリの最期を知った上で読むと尚更ラストシーンが切ない。
王子様は、薔薇の待つ星に無事帰る事が出来たのだろうか…
今度こそ原作も読んでみよう、と思った。 -
外国の漫画だからか、コマの順番に少し戸惑う。「星の王子さま」って、飛行士が語る話だったなぁと改めて気づく。きつね可愛い。
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ジョアン・スファール作バンド・デシネ(←漫画、だそうです)「星の王子さま」(A・サンテグジュベリ原作)読了。サンクチュアリ出版刊。原作は未読だけど、絵を前提にしてこの世界にはやられる。麻薬的(麻薬は未体験ですが...)。...ん、何で今「銀河鉄道の夜」を思い出したんだろう...?
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絵に関しては好き好きがあるとおもうが、ふきだしにぎっしりのfontがいい感じに味が出ていて好き。
ムーミンも原画で見るとこんな感じだが日本のコミックと違って大人っぽい。 -
帯表
世紀を越えた名作の世界で初めての公式コミック
原作者の遺族がただひおつ認めたフランスコミック
池澤夏樹訳下ろしで堂々刊行!
帯裏
言葉がいきいき!絵がいきいき!
あの歳の少年は、もっと活発で、奔放で、感情の幅だってもっと広いのではないだろうか?
そこのところをジョアン・スファールは巧みに絵にした。言葉は原作とあまり違わないのだが、絵のおかげで印象がずいぶん違う。ぼくの翻訳はそこを汲んで、ぐんとくだけた、いきいきした文体にした。-池澤夏樹
今までで一番、元気で子供らしい星の王子さま
ヨーロッパで続々ベストセラー。