自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)

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  • サンクチュアリ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861139710

感想・レビュー・書評

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  • やりたい仕事を手に入れるために、時にはハッタリも必要
    ただ作業を楽観的に見て早めの納期を約束してしまったり、本音では無理かもと思いつつ「できます」を言ったりしてしまえば、それは、約束した時点ですでに信頼を裏切っていることになる。
    →抱えている仕事の量と心配事を常に書き出し見える形で把握。

    「人は一生なんでもできるが、すべてはできない」
    本当にこなせる人はなんでもかんでもこなせる人じゃない。
    目の前の仕事から好きになれるところを見つけて、それを自分らしく、迷わず、愚直なまでにやり抜ける人の事だ。自分にはこれしかないということを、否定もせず、悲観もせず、ただひたすらにやり続ける。

    生活に疲れてくると頭の中に嫌な言葉が充満してくることがある。
    「なんで自分ばっかり」「あのひと言が許せない」「なにがこんなにイラつかせるんだろう」
    そういう攻撃的な言葉は自分の中に染み込んで、ますます乱暴な雰囲気を作り出していく。
    →今いる場所から脱却すること。
    一旦今やっている事を立ち切って、外に飛び出してみる。外気を思いっきり吸いこんで、夜空を見上げる。

    なじみのグループから離れるのは、引け目や罪悪感、せつない気持ちも生まれるだろう。
    その感情と、どう向き合えるが、より自由に生きるための試練だ。
    今いるところが、世界のすべてだと思ってしまいがちだ。
    だが地球はでかい。もっとワクワクする世界は無限にあるんだ。

    自分はいったい誰を大切にすればいいか。
    それは、「自分の為にリスクを引き受けてくれた人だ」
    時間、パワー、お金を惜しげもなく使ってくれた人。 
    古来、その人のことを“恩人”と呼ぶ。
    いくら周りから反感を買っても気にすることはない。

    「すいません」の盾をすてる。

  • 20代の内にに何度も読み返した、
    今の考え方があるのは本当この本のおかげである。

  • 20代とあるが、50代の私が読んでも勉強になることばかりだった。
    あぁ、そうだった、わかっていたのに日常ですっかり忘れていた!という2つが特に印象的だった。
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    「すいません」の盾
    なにがいけなかったのか?
    本当は自分の中に信念があったのでは?
    詫びるべきこたはなんなのか?
    自分なりにはっきりさせてから謝る。
    本気で詫びることができる人間だけが信頼とチャンスを得る。

    あきらめを捨てる。
    やりたいと思ったらすぐはじめてみる。
    その際にアタマを介在させてはいけない。
    ささやかな欲求を解放すると、別の欲求を連れてきてくれる。
    やがて自分の本当の欲求はなんだったのかがわかってくる。
    --------------------
    自分の余生を考える歳になった。
    残りの生き方に迷う今、自分の真の欲求を知りたくてたまらなくなっていた。
    焦りばかりが先走っていたが、もう一度原点に戻り、自分の感覚を研ぎ澄ませて、本当にやりたいことを一つずつやっていこうと思えた。

  • いかに、自分を、露わにするか。
    そして、いかに、その有りたい自分を研ぎ澄ませるか。

    ・時間とこだわりを投入し、語れるほど愛せるモノだけを所有しよう。
    ・荷物は軽い方がいい。これは絶対だ。
    ・人は一生でなんでもできるが、すべてはできない
    ・大事なことは自分がのぞむ生き方をとことん追求すること。

    人生何がいつ起きるかわからないからこそ、自分のしたいこと、有りたい自分に向かって真っ直ぐに進みたい。

  • 若い頃はやろうと思えば何だってできる気がして、いろんなことに手を出して、結局どれも大したことはできず、今は少ない時間を見つけては溜め込んでしまった不用品の整理に追われる日々。
    私にも一時期、スキーのことだけ考えて暮らすためにはどうしたらいいだろうと思っていた時期がありました。
    20代で捨てることの大切さに目覚められていたら、今ごろどうなっていたんだろう。
    No. 44の”好きなもの”を明らかにするだけで、自然と自分のところに集まってくる、は、メモしておきたい内容でした。

  • 「やるべき」ではなく「捨てるべき」というタイトルに惹かれ拝読。
    自分が本当にやりたいことを見つけ、やり遂げるために、捨てるべき」ものを見極めることが重要とのこと。
    安心感を求めて重い荷物を持っていた自分には、自由を得るために「捨てる」ことの重要性が身に染みた。
    「人は一生のうちになんでもできるが、全てはできない」という一説はお気に入り。

  • サクッと読めるのに、仕事や人生の面で大いに勉強になる本でした!
    仕事を続ける中で、抱えるモヤモヤとした気持ちが少し晴れました。

    筆者の四角さんは15年の会社勤めをした経験があるので、夢だけでなく現実的な話を混じえているのでとても納得できます。

    例えば49.むやみな自由願望を捨てる。
    会社を辞めてやりたいことだけしたいと甘く考えてた自分に刺さりました。

    “たった一つでいいから、今いる場所で成果を出すこと。「ダメだったからやめる」だと、ずっと負け犬気分が抜けないままだ。”

    確かにな〜と深く頷きました。今いる会社で給料をもらいながら勉強していると考え、自分を高めていきたいなと思いました。

    20代で働いている方は読んでみていいかもしれません

  • 半年に一度、頭と心をきれいにする日をつくる。そのときに、絡まった思考や身の回りを整理してあげる。

    これを読んで、本当捨てるべきだよな、とおもったものたち。
    ・視界にあるノイズ
    ・マルチタスク
    ・今使わないもの、ストック
    ・根性
    ・ネガティブなことばたち

    心に残ったフレーズ
    ・空いているから入れる約束、から、どうしても外したくない約束、へ
    ・あの人に勝ちたい、から、自分のスタイルを楽しむ、へ
    ・変人同士は出会った瞬間にわかる。しかもお互いに。笑


    この本を読みながら早速不要なものをいろいろ手放した。身軽に、シンプルに生きよう。

  • 価値観が同じ
    早く仕事以外に自分の居場所を作りたい
    仕事は夢を叶えるための乗り物
    そう思えば、今の仕事の業務も教材に
    まさに考えてたことだが、今の進み方は間違っていない

  • 心に響くフレーズ
    ① 大切なことは、「自分は何が大好きか」をつねにはっきりさせておくこと。それを人に伝え続けること。
    ② 大切なことは、TO DOリストではなく、やりたいことリスト。感じたらすぐにメモること。
    ③ 世界一好きなことを一つ決めて、そのことに時間を投資する。あとは捨てる。
    ④ 生き方においては、自己満足を目指したやつが最強だ。常にめざすべきは、勝ち負けではなく、自己ベストだ。周りを見るな。向き合うべきは自分の心だ。
    ⑤ 内なる声に耳をすまそう。

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著者プロフィール

モバイルテクノロジーを活用することで場所の制約を受けないワークスタイルを構築し、
ニュージーランドの湖で半自給自足の”森の生活”を、
年の数ヶ月は世界中で”移動生活”を送りながら様々なプロジェクトを手がける。
Instagram、多数の連載、公式メディア〈4dsk.co〉を通して独自のライフスタイルシフト論を発信。
アーティスト育成と大自然への冒険をライフワークとしながら、複数の企業の役員やアドバイザー、
大学非常勤講師、会員制コミュニティ『Lifestyle Design Camp』学長を務める。
著書に、12万部を突破し若者のバイブルともなっている、『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』や、
『モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには』、『The Journey 自分の生き方をつくる原体験の旅』など。
レコード会社プロデューサー時代に配信を含めて10度のミリオンヒット、CD売上2000万枚を記録。

「2018年 『人生やらなくていいリスト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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